出版社内容情報
本書では、黒船来航前夜から幕末維新期を経て、明治国家の建設と成熟、大正期、昭和戦前期の政党内閣時代から挙国一致内閣期を通過し、終戦と占領期に至るまでの約百年間を概観する。立憲君主制と議会、政党・内閣・官僚といった立法・行政府の構造と実態、およびこれらの相互関係におもな焦点を当てる。近代日本ではどのように政治が展開していったのかをわかりやすく紹介。
内容説明
本書では、黒船来航前夜から幕末維新期を経て、明治国家の建設と成熟、大正期、昭和戦前期の政党内閣時代から挙国一致内閣期を通過し、終戦と占領期に至るまでの約百年間を概観する。立憲君主制と議会、政党・内閣・官僚といった立法・行政府の構造と実態、およびこれらの相互関係におもな焦点を当てる。近現代日本ではどのように政治が展開していったのかをわかりやすく紹介。
目次
第1部 維新から明治国家建設へ(鎖国の終わりと維新への道程;近代国家の建設過程;立憲政体の樹立;初期議会から立憲政友会創立へ)
第2部 立憲政体の成熟と変貌、戦後復興へ(政党政治の模索―桂園体制~原内閣;流動化する戦後政治―高橋内閣~第一次若槻内閣;「憲政常道」の時代―田中内閣~犬養内閣;総力戦と立憲制;占領下の日本政治)
著者等紹介
小川原正道[オガワラマサミチ]
1976年長野県生まれ。2003年慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了。博士(法学)。慶應義塾大学法学部准教授などを経て、慶應義塾大学法学部教授。専攻、日本政治史・日本政治思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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