出版社内容情報
本書は第二次世界大戦を「ヒトラーの戦争」 として捉える。ヒトラーの戦争目的の解明から、ミュンヘン会談とポーランド侵攻による第二次世界大戦の勃発、独仏戦から独英戦を経て独ソ戦に至る過程を辿る。この過程において、ヒトラーの理性と非理性が、軍事力の形成と爆発にいかにかかわり、衝突したかを歴史的具体的に分析することによって、第二次世界大戦を構造的に理解する。
内容説明
本書は第二次世界大戦を「ヒトラーの戦争」として捉える。ヒトラーの戦争目的の解明から、ミュンヘン会談とポーランド侵攻による第二次世界大戦の勃発、独仏戦から独英戦を経て独ソ戦に至る過程を辿る。この過程において、ヒトラーの理性と非理性が、軍事力の形成と爆発にいかにかかわり、衝突したかを歴史的具体的に分析することによって、第二次世界大戦を構造的に理解する。
目次
第1部 ヒトラーと第二次世界大戦の勃発(ヒトラーの対外政策思想;ドイツ再軍備と英独同盟構想の挫折;ミュンヘンへの道;第二次世界大戦の勃発)
第2部 ヒトラーと第二次世界大戦の展開(独ポ戦をめぐって;独仏戦をめぐって;独英戦か独ソ戦か;独英戦の展開)
第3部 世界大戦の拡大とヒトラーの転落(「枢軸」の凋落;シュペーアの「奇跡」;ホロコースト;ドイツ第三帝国の最期)
附章 研究史と主要文献について
著者等紹介
栗原優[クリハラマサル]
1936年生まれ。現在、神戸大学名誉教授、創価大学名誉教授、学術博士(東京大学、国際関係論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
元老院議員
-
- 和書
- この世の悩みがゼロになる