出版社内容情報
専門学校や短大だけでなく、四年制大学も淘汰の時代を迎え、対話型・双方向型の授業など、真に良い教育を提供できる大学が求められるようになった。そこで、本書では、二十一世紀を支える新しい大学は、思考力や創造力、問題発見・解決能力を身に付けた、優秀な人材を育成する必要があるとし、大学教育のあるべき姿をはじめ、学生の力を伸ばすための効果的な教育方法、教育力のある教員の養成法を紹介する。
目次
第1章 二十一世紀に望まれる大学教育とは
第2章 アメリカの教育者の考え
第3章 日本人の知らないアメリカの教育の特色
第4章 アメリカ人にとって「博士」とは何か
第5章 学生の力を伸ばすために
第6章 英語的思考法―基準はひとつではない
第7章 日本の教育現場には意識の変革が必要
第8章 日本の大学院の実態
第9章 教育の成果―東京福祉大学大学院修士課程における実践
終章 私の学校経営歴―東京福祉大学・大学院を創るまで
資料編
著者等紹介
中島恒雄[ナカジマツネオ]
名古屋市中区茶屋町生まれ。学習院大学法学部法学科卒業。フォーダム大学教育学大学院博士課程修了。教育学博士。95~96年ハーバード大学教育学大学院に学者として招聘される。ハーバード大学教育学大学院での研究成果を、自ら創立した東京福祉大学や系列研究施設の日々の授業に生かし、「できなかった子(生徒)をできる子(学生)にするのが教育」の建学の理念で、優秀な学生や教員の育成にお役に立ちたいと考えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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