出版社内容情報
本書は、国際経済の理論である新新貿易理論によりインド経済を分析する試みである。まず、新新貿易理論の分析枠組みを議論し、その枠組みを基に信頼のおけるデータから後発国の特徴である模倣と革新的な部分双方を内包したインド企業、ひいてはインド経済の特徴を実証的に捉える。
【目次】
内容説明
本書は、国際経済の理論である新新貿易理論によりインド経済を分析する試みである。まず、新新貿易理論の分析枠組みを議論し、その枠組みを基に信頼のおけるデータから後発国の特徴である模倣と革新的な部分双方を内包したインド企業、ひいてはインド経済の特徴を実証的に捉える。
目次
第1部 新新貿易理論(企業の異質性と国際貿易;企業の異質性と比較優位)
第2部 グローバル化とインド経済(企業のR&D行動と国際貿易;対外経済自由化とインド製造業の生産性)
第3部 日本企業とインド経済(インド進出日系企業の事業活動と企業内・企業間貿易;CEPA開始以降のインド進出日系企業の行動―企業データを用いた実証分析―;インド自動車部品産業のグローバル生産ネットワーク)
著者等紹介
佐藤隆広[サトウタカヒロ]
1970年生まれ。同志社大学大学院商学研究科博士課程単位取得退学、大阪市立大学博士(経済学)。現在、神戸大学経済経営研究所教授。主著『経済開発論―インドの構造調整計画とグローバリゼーション』世界思想社(2002年)(第1回日本南アジア学会賞)ほか
西山博幸[ニシヤマヒロユキ]
1969年生まれ。神戸商科大学大学院経済学研究科博士後期課程単位取得退学、兵庫県立大学博士(経済学)。現在、兵庫県立大学国際商経学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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