出版社内容情報
大阪発展の恩人、五代友厚の汚名を晴らす。明治十四年に官有物の払下げを出願したとされる五代は、不当に安く払下げを受けたものと激しく批判され、後世「政商」呼ばわりをされるに至った。果たしてそれは事実なのか?
本書では、当時の新聞記事だけでなく、一次史料によって五代の汚点とされる開拓使官有物払下げ事件が、どのような経緯で推移したのかを、洗い直すとともに、大隈重信が追放された明治十四年の政変の謎にも迫る。
内容説明
大阪発展の恩人、五代友厚の汚名を晴らす。明治十四年に官有物の払下げを出願したとされる五代は、不当に安く払下げを受けたものと激しく批判され、後世「政商」呼ばわりをされるに至った。果たしてそれは事実なのか?本書では、当時の新聞記事だけでなく、一次史料によって五代の汚点とされる開拓使官有物払下げ事件が、どのような経緯で推移したのかを、洗い直すとともに、大隈重信が追放された明治十四年の政変の謎にも迫る。
目次
開拓使官有物事件と誤報の連鎖
五代友厚と広瀬宰平の生きた時代
大隈財政下の直貿易論
大隈財政の危機と五代の助言
黒田清隆と北海道開拓使
熱海会議と関西貿易社の設立
広瀬宰平の東北・北海道視察
開拓使払下げ問題の推移
開拓使払下げ問題の検証
大隈財政の挫折と開拓使問題
五代友厚と広瀬宰平の意見対立
明治十四年の政変と開拓使事件の真相
開拓使廃止と関西貿易社の解散
開拓使後の北海道と官業払下げ
国益をめざした五代友厚
著者等紹介
末岡照啓[スエオカテルアキ]
住友史料館研究顧問(前副館長)。元広瀬歴史記念館名誉館長。1955年、長崎県に生まれる。78年、國學院大學文学部史学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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