出版社内容情報
映画はリスクマネジメントを学ぶ宝庫だ。映画最大の見どころ、すなわちリスクやクライシスが生じたとき、主人公たちがどう決断したのか。一歩間違えば人生の苦渋を味わうことになるかもしれない瞬間にこそ、最上のドラマが生まれる。とびきりのフランス映画を題材に、あるべきリーダーシップを、レジリエンスを、あるいはパンデミックを乗り越える術を知る。
内容説明
映画はリスクマネジメントを学ぶ宝庫だ。映画最大の見どころ、すなわちリスクやクライシスが生じたとき、主人公たちがどう決断したのか。一歩間違えば人生の苦渋を味わうことになるかもしれない瞬間にこそ、最上のドラマが生まれる。とびきりのフランス映画を題材に、あるべきリーダーシップを、レジリエンスを、あるいはパンデミックを乗り越える術を知る。
目次
なぜ映画で危機管理?(リュミエール兄弟『水を撒かれた散水夫』一八九五年)
リスク(マルセル・カルネ監督『天井棧敷の人々』一九四五年)
リスクマネジメント(アンリ=ジョルジュ・クルーゾ監督『恐怖の報酬』一九五三年)
クライシス(危機)(ルイ・マル監督『死刑台のエレベーター』一九五八年)
リーダーシップ(ジャン・ルノワール監督『フレンチ・カンカン』一九五四年)
リスクテーキング(ロベール・アンリコ監督『冒険者たち』一九六七年)
レジリエンス(レオス・カラックス監督『ポンヌフの恋人』一九九一年)
パンデミック(ジャン=ポール・ラプノー監督『プロヴァンスの恋』一九九五年)
ブレイクスルー(危機突破)(オリヴィエ・ナカシュ、エリック・トレダノ監督『最強のふたり』二〇一一年)
コミュニケーション(フォルカー・シュレンドルフ監督『パリよ、永遠に』二〇一四年)
ジレンマ(クロード・ルルーシュ監督『男と女』一九六六年、『男と女 人生最良の日々』二〇一九年)
コーディネーション(フランソワ・トリュフォー監督『映画に愛をこめて アメリカの夜』一九七三年)
著者等紹介
亀井克之[カメイカツユキ]
1962年生まれ。大阪外国語大学大学院修士課程フランス語学専攻修了。フランスエクス・マルセイユ第三大学DEA(経営学)。大阪市立大学大学院博士(商学)。現在、関西大学社会安全学部教授。日本リスクマネジメント学会副理事長・事務局長。主著に『新版フランス企業の経営戦略とリスクマネジメント』法律文化社、2001年(渋沢・クローデル賞 ルイ・ヴィトン ジャパン特別賞)ほか
杉原賢彦[スギハラカツヒコ]
1962年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科フランス文学専攻修士課程中途退学。現在、目白大学メディア学部メディア学科准教授。日本ケベック学会理事。公益財団法人日仏会館にて「映像と講演」開催。京都国際インディーズ映画祭・顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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takao
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