出版社内容情報
ジェンダーで歴史を読み解こう
ジェンダーの視点は、歴史の見え方を変えてきました。本書は、歴史学に新しい地平を開いてきたジェンダー史研究の「論点」を集めています。日本を含むアジア、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカを中心に、「社会」「家族」「身体」「文化」「政治」などからバランスよく精選された全113の論点と、各時代及び地域の特色溢れるトピックとして36のコラムを収載。語句解説やクロスレファレンス、映画や小説を使ったアクティヴィティ、巻末資料も充実しています。
内容説明
この一冊で歴史観が変わる!クルアーン、列女伝から世界大戦、ジャニーズまで、113の“論点”を最新の研究動向に照らし、“概要(当時の議論・その後の展開)”“探究のポイント”とともにコンパクトに解説。36のコラムで重要トピックもカバーする充実の書。
目次
1 前近代
2 「近代」のはじまり
3 「帝国主義」の時代
4 第一次世界大戦から戦間期
5 第二次世界大戦から戦後の社会へ
6 現代
著者等紹介
山口みどり[ヤマグチミドリ]
現在、大東文化大学社会学部教授。専門、イギリス近代史・ジェンダー史
弓削尚子[ユゲナオコ]
現在、早稲田大学法学学術院教授。専門、ドイツ近世・近代史、ジェンダー史
後藤絵美[ゴトウエミ]
現在、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所助教。専門、イスラーム文化・思想、ジェンダー
長志珠絵[オサシズエ]
現在、神戸大学大学院国際文化学研究科教授。専門、日本近現代史
石川照子[イシカワテルコ]
現在、大妻女子大学比較文化学部教授。専門、中国近現代史・ジェンダー史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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