叢書・現代社会学<br> モビリティーズ・スタディーズ―体系的理解のために

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モビリティーズ・スタディーズ―体系的理解のために

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  • サイズ 46判/ページ数 317p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623093465
  • NDC分類 361
  • Cコード C3336

出版社内容情報

本書は、グローバル化社会における移動の意味と方向性を考察するとともに、社会学における移動論的転回がもたらす社会学理論の再構成を試みようとするものである。あわせて、モビリティーズ・スタディーズが現代社会学におけるフロンティアのひとつであることを示す。日本におけるモビリティーズ・スタディーズの嚆矢となることが強く意識されている。

内容説明

本書は、グローバル化社会における移動の意味と方向性を考察するとともに、社会学における移動論的転回がもたらす社会学理論の再構成のありようを明らかにしようとするものである。あわせて、モビリティーズ・スタディーズが現代社会学におけるフロンティアのひとつであることを示す。日本におけるモビリティーズ・スタディーズの嚆矢となることが強く意識されている。

目次

モビリティーズ・スタディーズのめざすもの
第1部 社会を読み直す―ラトゥールからアーリへ(「社会的なもの」の問い直し―ラトゥールの問いから;「空間論的転回」から「移動論的転回」へ―アーリを読む)
第2部 モビリティーズ・スタディーズへ―理論的開示に向けて(モダニティと「時間と空間」;グローバル化と「時間と空間」―ギデンズからハーヴェイへ;社会空間論への道標―ルフェーヴル『空間の生産』をめぐって ほか)
第3部 モビリティーズ・スタディーズから―経験的地平をもとめて(「越境」の変容とゆらぐ海外日本人社会;エグザイルからポスト・エグザイルへ―「災厄と移動」への一視点;ポスト・オートモビリティのゆくえ ほか)
モビリティーズ・スタディーズのさらなる展開に向けて

著者等紹介

吉原直樹[ヨシハラナオキ]
1948年生まれ。1972年慶應義塾大学経済学部卒業。1974年慶應義塾大学大学院社会学研究科修士課程修了。1977年慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。1985年社会学博士(慶應義塾大学)。現在、東北大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぷほは

4
アーリ→ルフェーブル→ジンメルといったかたちで古典を振り返りながら移動に関する議論を俯瞰する。「詳述はともかく」や「いずれにせよ」といった接続で参照される論者が次々と入れ替わっていくさまは、移動論というよりも通過論であり、今後ゆっくりと咀嚼されていくだろう。前著にあったイリイチの議論がなくなっているのが残念だった。コロナに関しては11章で短く触れられている。あらわになった社会の脆弱性と、未だ想像できない共同体の在りかを探る未来への目線という論点を読み、われわれはやっとアーリの思考に追いつきつつあるのだと。2022/01/25

Mealla0v0

2
ジョン・アーリを中心に、ジンメル、ハーヴェイ、ルフェーブルが検討されており、移動とはなにかが問われている。空間論的回転を経た移動論的回転は、既存社会学のイメージ、国民国家という領域に限定された社会から、流動的なネットワークとして想起される社会への移行を促す。同時に、フォーディズム的統治からフレキシブルな蓄積へ移行した新自由主義への批判を構築するために、空間、とりわけ都市が争点となる。ジンメルに遡ることで、社会的なものを境界から解き放つ。オチにリゾームが出てくるのは聊か消化不良の感も否めないが非常に啓発的。2022/01/28

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