出版社内容情報
沖縄のアメラジアンを中心に、「アメラジアン」というカテゴリーがどのように成り立ち、社会的事象として展開してきたのか、またアメラジアンを育ててきた母親とアメラジアンの若者たちが、現代の社会においてどのような経験をしてきたのかを、ライフヒストリー調査とアクション・リサーチによって明らかにする。また、アメラジアンをめぐる研究が、どのような着眼と方法によって行われ、そこで何が、どこまで明らかにされてきたのかを整理し、到達点と課題を示す。
内容説明
沖縄のアメラジアンを中心に、「アメラジアン」というカテゴリーがどのように成り立ち、社会的事象として展開してきたのか、またアメラジアンを育ててきた母親とアメラジアンの若者たちが、現代の社会においてどのような経験をしてきたのかを、ライフヒストリー調査とアクション・リサーチによって明らかにする。また、アメラジアンをめぐる研究が、どのような着眼と方法によって行われ、そこで何が、どこまで明らかにされてきたのかを整理し、到達点と課題を示す。
目次
アメリカが「アメラジアン」を見出す
第1部 「現場」としてのアメラジアンスクール(アメラジアンとかかわる;アメラジアンスクールが立ちあがる;アメラジアンスクールに通う ほか)
第2部 現代社会とアメラジアン(教育支援からとりこぼされる「ダブル」の子どもたち;アメラジアンの子どもを育てる;アメラジアンが大人になる ほか)
第3部 沖縄における「混血児調査」の歴史(米軍統治下で「混血児」が調べられる;本土復帰後に「混血児」が調べられる)
結論 “アメラジアン”から発見する
著者等紹介
野入直美[ノイリナオミ]
立命館大学大学院応用社会学専攻博士課程後期課程単位取得卒業。博士(社会学)(甲南大学、2019年)。現在、琉球大学人文社会学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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