世界のエコロジー的近代化―理論と事例研究

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世界のエコロジー的近代化―理論と事例研究

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  • サイズ A5判/ページ数 380p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623092888
  • NDC分類 519
  • Cコード C3031

出版社内容情報

環境保全と産業発展の両立をめざす「エコロジー的近代化」とは何か。本書では、理論の変遷を紹介するとともに、経済発展の段階を織込みながら世界各国の事例を挙げ、その思想の本質に迫る。

目次

第1部 序論(世界のエコロジー的近代化)
第2部 理論的展望(エコロジー的近代化論に関する論争の検討:概観;ライフスタイル・消費・環境:家庭消費のエコロジー的近代化;エコロジー的近代化・環境的知識・国民性:オランダに関する予備的分析)
第3部 世界の事例研究―先進産業社会編(エコロジー的近代化論の検証:都市におけるリサイクル活動の公約と成果;ヨーロッパ化とエコロジー的近代化:フィンランドの農業・環境政策と活動)
第4部 世界の事例研究―国境を超える経済活動(文化政治としてのエコロジー的近代化:リトアニアにおける市民環境行動主義の変容;廃棄物の遺産か?それとも、廃棄行為の遺産か?ポスト社会主義ハンガリーにおける産業エコロジーの終焉)
第5部 世界の事例研究―開発途上国(エコロジー的近代化の矛盾:東南アジアにおけるパルプと紙の生産;エコロジー的近代化論と工業経済地域:ベトナムの場合)
付論1 エコロジー的近代化論の視点と課題
付論2 気候危機とSDGsの時代のエコロジー的近代化論

著者等紹介

モル,アーサー・P.J.[モル,アーサーP.J.] [Mol,Arthur P.J.]
オランダのワーヘニンゲン大学上級講師・環境政策研究グループ長を経て、現在、同大学副理事長・学長。欧州生命科学大学連合(ICA)会長。2000年よりワーヘニンゲン大学社会科学部環境政策研究学郡教授、中国人民大学、清華大学、マレーシア国立大学の兼務教授、日本の千葉大学では客員教授を務めた。環境とアグロフードガバナンス、国際的な持続可能性ガバナンス、持続可能な生産と消費、循環経済、海洋ガバナンスにおいて国際的に幅広く活動し、出版や講演を行っている。世界のエコロジー的近代化論研究の第一人者である

ゾンネンフェルド,デービッド・A.[ゾンネンフェルド,デービッドA.] [Sonnenfeld,David A.]
米国ワシントン州立大学助教授(社会学)、ニューヨーク州シラキュースのニューヨーク州立大学教授を経て、現在、同大学名誉教授。オランダのワーヘニンゲン大学環境政策グループ研究員、シラキュース大学マックスウェル市民・公共政策大学院社会学部客員教員。またシラキュース大学紛争・協力研究推進プログラム(PARCC)研究共同ディレクター(環境)、環境研究科学誌(JESS)副編集長、環境社会学基礎編集委員、国際社会学会環境と社会に関する研究委員会(RC24)委員、などを務める

松野弘[マツノヒロシ]
岡山県生まれ。デンマーク・オーフス大学客員教授。環境学者・社会学者・経営学者、博士(人間科学)。現代社会総合研究所所長・大学未来総合研究所所長。一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会副会長、岡山県津山市みらい戦略ディレクター他。早稲田大学第一文学部社会学専攻卒業。山梨学院大学経営情報学部助教授、日本大学文理学部教授/大学院文学研究科教授/大学院総合社会情報研究科教授、千葉大学大学院人文社会科学研究科教授/千葉大学CSR研究センター長、千葉商科大学人間社会学部教授等を経て、千葉大学大学院客員教授/千葉大学グランドフェロー、早稲田大学大学院客員教授、東京農業大学客員教授、日本大学大学院講師(兼任)、放送大学教養学部講師(兼任)を歴任。日本学術会議第20期・第21期連携会員(特任-環境学委員会)。専門領域は、環境思想論/環境社会論、産業社会論/CSR論・「企業と社会」論・地域社会論/まちづくり論。現代社会を思想・政策の視点から、多角的に分析し、さまざまな社会的課題解決のための方策を政策的に提示していくことを基本としている。日本社会学会、日本経営学会、環境思想研究会(代表)、ソーシャル・マネジメント研究会(代表)、等の学会に所属。海外では、ISA(The International Sociological Association)Life Member、ASA(The American Sociological Association)Regular member、AOM(Academy of Management)Regular Memberとして活動

松下和夫[マツシタカズオ]
1971年東京大学経済学部経済学科卒業。現在、京都大学名誉教授。日本GNH学会会長、(公財)地球環境戦略研究機関シニアフェロー、国際アジア共同体学会理事長。1972年に環境庁入庁後、大気規制課長、環境保全対策課長等を歴任。OECD環境局、国連地球サミット(UNCED)事務局(上級環境計画官)でも勤務。2001年から2013年まで京都大学大学院地球学堂教授(地球環境政策論)。国連大学高等研究所客員教授、ブータン王立大学学術アドバイザーも歴任。環境行政、特に地球環境・国際協力に長く関与し、持続可能な発展論、環境ガバナンス論、気候変動政策などを研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。