帝国をつなぐ“声”―日本植民地時代の台湾ラジオ

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  • サイズ A5判/ページ数 247p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623092796
  • NDC分類 699.222
  • Cコード C3036

出版社内容情報

1925年に始まった日本のラジオ放送は、1928年11月の御大礼を中継するべく、「外地」や満洲国も含めた放送網の整備を進めた。日中戦争が始まると、「東亜放送網」を形成し、日本の版図全域に拡大。ラジオは国語やラジオ体操の普及など、国民化=皇民化のための文化的統合の手段として用いられ、また台湾放送協会は南方への宣伝の拠点ともなった。本書は、台湾を舞台に、帝国をつなぐ〈声〉として機能した初期ラジオの実相を明らかにする。

内容説明

一九二五年に始まった日本のラジオ放送は、一九二八年一一月の御大礼を中継するべく、「外地」や満洲国も含めた放送網の整備を進めた。日中戦争が始まると、「東亜放送網」を形成し、日本の版図全域に拡大。ラジオは国語やラジオ体操の普及など、国民化=皇民化のための文化的統合の手段として用いられ、また台湾放送協会は南方への宣伝の拠点ともなった。本書は、台湾を舞台に、帝国をつなぐ“声”として機能した初期ラジオの実相を明らかにする。

目次

「帝国」の時代に、ラジオはいかに響いたか
第1部 台湾放送協会の設立と発展(台湾におけるラジオの登場;台湾ラジオと東亜放送網の拡充)
第2部 台湾社会とラジオ(時差撤廃とラジオ―ラジオの作る時間観念;日本統治時代の台湾におけるラジオ体操―動員される身体;日本統治時代の台湾におけるラジオリスナー―日記から読み解く台湾人にとってのラジオ;台湾におけるラジオ塔―日本統治下の台湾におけるラジオの共同聴取)
第3部 戦時下の台湾放送協会(アジア・南方への拠点としての台湾放送協会;太平洋戦争下の台湾放送協会;台湾における玉音放送―台湾統治の終わりの始まり)
解体される「帝国」とラジオ

著者等紹介

井川充雄[イカワミツオ]
1989年、一橋大学社会学部卒業。1991年、同大学大学院社会学研究科修士課程修了。1995年、同大学大学院社会学研究科博士課程単位修得退学。博士。現在、立教大学社会学部メディア社会学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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takao

0
ふむ2025/06/08

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