出版社内容情報
研究の歴史から、基礎理論、フィールド調査、資料の解釈、報告書刊行までを広く解説する、初学者に最適の入門書。
内容説明
発掘はどのように行われるのか、考古資料はどのように年代や用途が解釈されるのか。研究の歴史から、基礎理論、フィールド調査、資料の解釈、報告書刊行までを広く解説。最新の研究成果を紹介するコラムや発展的な学習につながる「ブックガイド」をはじめ、文献の種類や読み方を説いた「考古学の学習と文献」も充実。
目次
はじめての考古学学習
第1部 考古学とはどのような学問か(考古学とは何か―学習の前提知識;考古学の研究素材―考古資料とはどのようなものか;考古学研究の始まりと展開―世界と日本の学史 ほか)
第2部 考古学による年代決定(考古学による時代区分―時代区分の名称と実態;考古資料の分類と型式学―資料に秩序を与える意味;考古学における二つの年代―相対年代と暦年代 ほか)
第3部 考古学研究でわかること(考古学と文献史学―歴史を研究する多様な方法;考古資料の解釈(資料分布とその変化は何を表すか;遺構論;型式差が表す人間集団の正体))
著者等紹介
山本孝文[ヤマモトタカフミ]
1974年長野県生まれ。1998年日本大学文理学部卒業。2005年大韓民国釜山大学校大学院考古学科博士課程修了。博士(文学)。現在、日本大学文理学部教授
青木敬[アオキタカシ]
1975年東京都生まれ。1998年國學院大學文学部卒業。2003年國學院大學大学院文学研究科博士課程後期修了。博士(歴史学)。現在、國學院大學文学部教授
城倉正祥[ジョウクラマサヨシ]
1978年長野県生まれ。2002年早稲田大学教育学部卒業。2007年早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、早稲田大学文学学術院教授
寺前直人[テラマエナオト]
1973年奈良県生まれ。1996年大阪大学文学部卒業。2001年大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、駒澤大学文学部教授
浜田晋介[ハマダシンスケ]
1959年神奈川県生まれ。1981年日本大学文理学部卒業。2010年博士(歴史学)。現在、日本大学文理学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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K.H.
Mentyu
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takao
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