出版社内容情報
社会の変化・地域の変化に応じたこれからの教員を養成するために、高野山大学が満を持して教育学科を2021年開設。本書は、高野山大学が目指す教育現場や地域の体験学習に重きを置くユニークな学習プログラムを紹介し、新しい教員を育てる教育学科の挑戦を描く。
内容説明
社会の変化・地域の変化に応じたこれからの教員を養成するために、高野山大学が満を持して教育学科を2021年開設。本書は、高野山大学が目指す教育現場や地域の体験学習に重きを置くユニークな学習プログラムを紹介し、新しい教員を育てる教育学科の挑戦を描く。
目次
高野山大学の挑戦―地域と協働する教員養成
第1部 空海と教育(空海の思想とその現代的意義;教育者空海―民衆教育の創始者の教育思想)
第2部 地域社会と学校(地域社会と協働する学校を創る;「みんなの学校」の理念―すべての子どもの学習権を保障する学校をつくる;感染症禍下での人々と衛生インフラ;これからの時代に学童保育が担う役割―子どもが主体的生活者となる環境をつくる;産業界から見た大学教育の課題;幸せに生きるための教育とは―福祉の視点から)
第3部 教科と子どもたちへのまなざし(イギリス科学教育の豊かな可能性―思考力の成長を促す授業;幼児・児童の自然への気付きを深める指導法とは;国語科は何を教える教科なのか;現在の子どもたちの体力と運動能力;高野山大学における英語教育の実践と教育学科での展望;地域との連携から学ぶ―学生による出張音楽活動;子どもたちの心を理解する―子どもの心に入るための「知恵」と「知識」;学校現場における危機と心のケア)
著者等紹介
岡本正志[オカモトマサシ]
京都教育大学理事・副学長、大阪成蹊短期大学学長を経て、高野山大学特任教授、教育学科長、京都教育大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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