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出版社内容情報
ソーシャルメディアの浸透やAI技術の社会的利用は、メディア環境を支えるインフラストラクチャー、メディアと身体のインターフェイス、メディア行動の時空間的な編成を劇的なまでに変容させている。
本書は、このポストメディア状況と呼べる現代的なメディア生態系の特徴をあきらかにするために、これまでの分析の視角や方法を抜本的に見直し、バージョンアップしていく。
内容説明
ソーシャルメディアの浸透やAI技術の社会的利用は、メディア環境を支えるインフラストラクチャー、メディアと身体のインターフェイス、メディア行動の時空間的な編成を劇的なまでに変容させている。本書は、このポストメディア状況と呼べる現代的なメディア生態系の特徴をあきらかにするために、これまでの分析の視角や方法を抜本的に見直し、バージョンアップしていく。
目次
ポストメディア時代のメディア研究とは
第1部 マシンとしてのメディア(スクリーン・スタディーズという方法―遍在するスクリーンと「見ること」の変容;アクターネットワーク理論―アフター・テレビジョンを組み直す;メディア哲学とメディア実践―フリードリヒ・キットラーのコンピュータ論;技術への問い―メディア・リテラシー論の刷新にむけて)
第2部 フォルム/フォーマットとしてのメディア(フォーマット理論―着メロと着うたの差異にみるMIDI規格の作用;ゲーム研究―ゲームが「メディア」であるとはいかなる意味か;モバイル・メディア研究―方法としての触覚;映像理論―デジタル時代のインデックス性)
第3部 欲望としてのメディア(デジタル・ファンダム研究の射程―非物質的労働と時間感覚にみる「フルタイム・ファンダム」;デジタルメディア時代の有名性―“アニメーション”としてのバーチャルYouTuber;イメージの生態学―プラットフォームに生息するイメージ)
第4部 メディアのアルケオロジー(メディア考古学―ポストメディア理論のための三つのプログラム;プリントメディアの技術史―DTPとドキュメントの生産をめぐって;プラットフォームと選択―レンタルビデオ店の歴史社会学;傍流のメディア思想―欲望機械の離接的総合というクッション)
著者等紹介
伊藤守[イトウマモル]
1954年生まれ。1989年法政大学大学院社会科学研究科社会学専攻博士課程満期退学。現在、早稲田大学教育・総合科学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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