地域研究へのアプローチ―グローバル・サウスから読み解く世界情勢

個数:
  • ポイントキャンペーン

地域研究へのアプローチ―グローバル・サウスから読み解く世界情勢

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年05月05日 01時12分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 270p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784623090938
  • NDC分類 302
  • Cコード C3031

出版社内容情報

地域研究とは,フィールドワークなどを通じて,その地域の固有性を描き出し,他地域との比較をすることによって,世界をあらためて理解しようと試みる学問である。
テレビや新聞,インターネットのニュースでは,貧困,格差の拡大,移民・難民,紛争など世界各地の出来事が連日報道されている。本書では,いま日本にいる自分たちと世界の出来事とがどのように結びついているかを考えるために,その視点と具体的な方法を提示し,グローバリゼーションに伴う「グローバル・サウス」での諸問題を読み解く「地域研究」へのアプローチを紹介したい。

内容説明

地域研究とは、フィールドワークなどを通じて、その地域の固有性を描き出し、他地域との比較をすることによって、世界をあらためて理解しようと試みる学問である。テレビや新聞、インターネットのニュースでは、貧困、格差の拡大、移民・難民、紛争など世界各地の出来事が連日報道されている。本書では、いま日本にいる自分たちと世界の出来事とがどのように結びついているかを考えるために、その視点と具体的な方法を提示し、グローバリゼーションに伴う「グローバル・サウス」での諸問題を読み解く「地域研究」へのアプローチを紹介したい。

目次

第1部 「地域」から「世界」へ―グローバル・サウスからのアプローチ(地域研究とグローバル・サウス―理論とそのアプローチ;地域研究のアプローチ―図書館とフィールドの間で)
第2部 貧困―グローバル・サウスの経済的形成(グローバル・サウスと「途上国」―途上国とは何か?;貧困の系譜と地域研究―「開発」の矛盾を克服するために;貧困削減の機械か?土地収奪か?―ラオス北部の中国企業のバナナ栽培が小規模農民の暮らしに与える影響)
第3部 移民・難民―グローバル・サウスの越境する人々(ドイツにおける難民問題―ジェンダーの視点からの分析;「移民問題」「難民問題」の起源―ドイツ領南西アフリカ/ナミビアを中心に考える;北の大地のベトナム人―技能実習生と北海道の地域社会について考える)
第4部 紛争―グローバル・サウスにおける政治変動(紛争とはどんなものだろうか―アフリカの紛争から学ぶ;実体と虚構のはざまを生きる―南スーダンの人々からみた「民族紛争」;「沖縄問題」をつきくずす地域研究の視点―グローバル・サウスとしての沖縄)
第5部 開発―グローバル・サウスにおける国民国家の再編成(グローバル・サウスと開発援助―貧困削減レジームの変容を中心に;地域研究をジェンダー化する試み―タイの事例から;国家再編成における教育政策と国際支援―モンゴルの事例から;グローバリゼーション時代の地域研究―アフリカ二国比較地域研究序説)

著者等紹介

児玉谷史朗[コダマヤシロウ]
一橋大学名誉教授

佐藤章[サトウアキラ]
アジア経済研究所主任研究員。一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了。博士(社会学)

嶋田晴行[シマダハルユキ]
立命館大学国際関係学部教授。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。博士(グローバル社会研究)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とある本棚

8
本書を読んで「地域研究」というアプローチに興味を持った。人類学よりは社会科学寄りであるが、フィールドワークや事象の個別性を重視するアプローチと理解した。途上国の事例も多く扱う点で開発学とも親和性がある。本書の第2章のフィールドワークやインタビューの説明は現場に出る前に是非読んでおきたい。章の合間に入っているコラムも地域研究と実務を架橋する上で有益。2022/12/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17783813
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品