出版社内容情報
2016年6月23日の国民投票により開始したイギリスのEU離脱は、どのような経緯で展開したのか。本書では、第一に、政治的出来事(国民投票)と政治過程(離脱交渉と国内政治)の両面について、2016年から2020年にかけての時期を取り上げて描写する。第二に、国民投票で下されたEU離脱という決定のインパクトとその帰結が、イギリスの政治構造および領域構造にどのような影響を与えるのかという問題について検討する。
内容説明
二〇一六年六月二三日の国民投票により開始したイギリスのEU離脱は、どのような経緯で展開したのか。政治的出来事(国民投票)と政治過程(離脱交渉と国内政治)の両面について、二〇一六年から二〇二〇年にかけての時期を取り上げて描写。国民投票で下されたEU離脱という決定のインパクトとその帰結が、イギリスの政治構造および領域構造にどのような影響を与えるのかという問題について検討する。
目次
序章 ブレグジットを見る視点
第1章 ブレグジットという難問
第2章 混乱のメイ政権期
第3章 ジョンソン政権とEU離脱の実現
第4章 政党政治の再編成
第5章 ブレグジットと領域政治
終章 離脱後の展望
著者等紹介
デイ,スティーブン[デイ,スティーブン] [Day,Stephen]
1968年イギリス、サマセット州生まれ。1999年ウォーリック大学大学院博士課程修了。PhD in Politics.現在、大分大学経済学部教授
力久昌幸[リキヒサマサユキ]
1963年福岡県生まれ。1994年京都大学大学院法学研究科博士後期課程研究指導認定退学。博士(法学)。現在、同志社大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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