出版社内容情報
2011年の介護保険法改正時に世に広く知られ、2015年に厚生労働省プロジェクトチームが打ち出したことで、地域づくりの中心的な考え方となった地域包括支援体制。では具体的に何をして、どう変えていくのか。また取り組むメリットは何なのか。本書では一定の成果をあげている。全国でも先駆的な取組を、実際に訪問して紹介。その上で、その取組を支える理論を、それぞれの第一人者が、わかりやすく解説する。
内容説明
2011年の介護保険法改正時に世に広く知られることになった地域包括ケアという考え方。2015年に厚労省プロジェクトチームが地域包括支援体制として打ち出し、今や地域づくりの中心的な考え方として、身近に聞くことが多くなってきた。では具体的に何をして、どう変えていくのか、また取り組むメリットは何なのか。本書では一定の成果をあげている、全国でも先駆的な取り組みを、実際に訪問して紹介。そして、その取り組みを支える理論を、それぞれの第一人者が、わかりやすく解説する。
目次
地域包括支援体制を推進する条件
第1部 現場を歩く:地域包括支援体制と地域づくり(名張市:小学校区を基盤とした地域づくり;宝塚市:重層的エリア設定と協働のまちづくり;茨木市:計画策定と実施における総合性;明石市:分野をこえた総合相談体制と住民活動の結びつき)
第2部 理論を知る:地域包括支援体制のありかた(地域包括支援体制の基本的な考え方を知る;地域包括支援の展開において留意すべきことを知る;地域包括支援体制と医療および多職種連携との関係を知る;地域包括支援体制を実現する方法を知る)
グローバル化の先のローカル化:地域からの離陸と着陸
著者等紹介
黒田研二[クロダケンジ]
1950年生まれ。1975年大阪大学医学部卒業。大阪府立大学社会福祉学部教授、関西大学人間健康学部教授などを経て、西九州大学看護学部教授。医師。医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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