出版社内容情報
OECDが世界に影響を与えた「キー・コンピテンシー」から15年余。OECD Education2030プロジェクトは、AIの発達や移民の増加などの社会変化の下で、2030年という近未来に必要となるキー・コンピテンシー、さらには、それを育むためのカリキュラムの方向性を示すものである。とりわけ、「エージェンシー」や「カリキュラム・オーバーロード」などに関する考え方は、今後の我が国の教育を考えていく上で必須の概念となるだろう。OECDと文部科学省両方の立場からプロジェクトにかかわり、その全貌を知る著者による渾身の一冊。
内容説明
OECDが世界に影響を与えた「キー・コンピテンシー」から15年余。OECD Education2030プロジェクトは、AIの発達や移民の増加などの社会変化の下で、2030年という近未来に必要となるキー・コンピテンシー、さらには、それを育むためのカリキュラムの方向性を示すものである。とりわけ、「エージェンシー」や「カリキュラム・オーバーロード」などに関する考え方は、今後の我が国の教育を考えていくうえで必須の概念となるだろう。OECDと文部科学省両方の立場からプロジェクトにかかわり、その全貌を知る著者による渾身の一冊。
目次
序章 コンピテンシーに関する議論の展開
第1章 2030年の世界
第2章 Education2030プロジェクトの背景と議論の経過
第3章 エージェンシー
第4章 2030年に求められるコンピテンシーの要素
第5章 2030年に求められるコンピテンシーとその基盤
第6章 カリキュラム分析とデザイン原理
第7章 国際的なカリキュラム課題への対応
終章 これからの日本の教育を考える
著者等紹介
白井俊[シライシュン]
1976年生まれ。東京大学法学部卒業。コロンビア大学法科大学院修士課程修了。2000年、文部省(当時)に入省。2009年、徳島県教育委員会に出向。同教育委員会学校政策課長、教職員課長、教育総務課長を経て、2012年より文部科学省高等教育局大学振興課課長補佐。2015年、OECD(経済協力開発機構)教育スキル局アナリスト。2017年、文部科学省初等中等教育局教育課程課教育課程企画室長。2019年より独立行政法人大学入試センターに出向し、現在、試験・研究統括補佐官(兼)試験企画部長。国立教育政策研究所フェロー。関西国際大学客員教授も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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