フランスのバカロレアにみる論述型大学入試に向けた思考力・表現力の育成

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フランスのバカロレアにみる論述型大学入試に向けた思考力・表現力の育成

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  • サイズ A5判/ページ数 279p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623090303
  • NDC分類 372.35
  • Cコード C3037

出版社内容情報

思考力・表現力を保障するには,大学教育の準備学力として,大学入試でどのような思考力・表現力を問うべきか。思考力・表現力を評価する論述型大学入試の実現に何が必要か。この思考力・表現力を中学校,高校でいかに育むべきか。本書では,論述試験中心のフランスの大学入学資格試験・バカロレア試験の問題や模範解答,採点規準,フランスの学校での授業観察などをもとに,これらの問いへのヒントを示す。第一人者が結集して執筆した,バカロレア研究の最前線。

内容説明

思考力・表現力を保障するには、大学教育の準備学力として、大学入試でどのような思考力・表現力を問うべきか。思考力・表現力を評価する論述型大学入試の実現に何が必要か。この思考力・表現力を中学校、高校でいかに育むべきか。本書では、論述試験中心のフランスの大学入学資格試験・バカロレア試験の問題や模範解答、採点規準、フランスの学校での授業観察などをもとに、これらの問いへのヒントを示す。第一人者が結集して執筆した、バカロレア研究の最前線。

目次

フランスの中等教育とバカロレア試験をなぜ検討するのか
第1部 フランスの大学入学資格試験:バカロレア試験(論述型のバカロレア試験を介した高大接続のしくみ;現在(2019‐2020年度まで)のバカロレア試験で問われる思考力・表現力のフランス的特質 ほか)
第2部 バカロレア試験に向けたフランスの初等・中等教育と教員養成(思考と表現を練磨するフランス語の「書く」教育―ディセルタシオン(フランス式小論文)に向けた段階的教育法
論理的に考えて表現する力を育む高校教育―哲学教育を中心に ほか)
第3部 バカロレアを取って大学や職業社会へ(高大接続改革の動向と課題;大衆化した高等教育における学生受入れの問題と改善に向けた取り組み ほか)
第4部 日本への示唆(職業バカロレア試験の試験手法を採り入れたパフォーマンス課題―日本の商業高校での実践;フランスの中等教育とバカロレア試験から何を学びとれるか ほか)

著者等紹介

細尾萌子[ホソオモエコ]
2015年京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。現在、立命館大学文学部准教授。専門は教育方法学、教育課程論

夏目達也[ナツメタツヤ]
1985年名古屋大学大学院教育学研究科博士後期課程満期退学。教育学修士。現在、名古屋大学高等教育研究センター教授。専門は職業教育論、高等教育論

大場淳[オオバジュン]
文部省(文部科学省)。岡山県教育委員会、経済協力開発機構(OECD)の勤務を経て、2001年から現職(当時助教授)。現在、広島大学高等教育研究開発センター准教授。専門は高等教育論、教育行政学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。