出版社内容情報
今年2020年は渋沢栄一生誕一八〇周年です。折しも昨年、新一万円札の肖像に決定し、来年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』の主人公にも選ばれました。本書を通じて、栄一が今に与えるヒントを探り、栄一への理解を深めます。
内容説明
2021年大河ドラマ『青天を衝け』の主人公・渋沢栄一生誕一八〇周年記念出版。渋沢史料館館長による渾身の一作!
目次
第1部 渋沢栄一の魅力―何を目指し、どう生きたのか(注目を浴びる事績と思想;渋沢栄一のリーダーシップ―旺盛な好奇心、鋭い洞察力)
第2部 近代化のオルガナイザー(パリ万国博覧会での奮闘;新しい国づくりへ―明治の知識集団「改正掛」の長として)
第3部 渋沢栄一をめぐる人とネットワーク(ユニークなゆかりの人物たち;書簡にみる幅広い交流(一)―幕臣から官員任命まで
書簡にみる幅広い交流(二)―実業界、文化人とのつながり)
第4部 産業と社会福祉・教育の推進者―ポケットにいつも『論語』を(全国に残る活動の足跡;社会福祉・教育への熱い思い;『論語』、人生の範)
著者等紹介
井上潤[イノウエジュン]
1959年兵庫県生まれ。1984年明治大学文学部史学地理学科日本史学専攻卒業。現在、公益財団法人渋沢栄一記念財団業務執行理事・渋沢史料館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
BLACK無糖好き
17
大河ドラマの主人公についてはミネルヴァ書房の評伝と自分自身勝手に思い込んでいる。先月に駆け込み出版した印象があるが、日本商工会議所の広報が発行する『会議所ニュース』の「渋沢栄一伝」の連載コラムを元に書籍化したようだ。コンパクトに纏っていて読みやすい反面、根底にある渋沢栄一の思想でもある道徳と経済の一致、企業倫理の徹底については、行き過ぎた資本主義の弊害が叫ばれる現代社会においてとても重いテーマ。果てることのない欲望と道徳感の狭間で、渋沢の発するメッセージが社会にどのように響くだろうか。2020/12/19
hana✻マインドサポーター✻
6
渋沢栄一が福祉にも尽力したことを知り、なぜその思考になったかを知りたくて図書館で借りました。この本で、渋沢栄一の人となりや、行動、支援した企業やその内容がよくわかりました。思想については、別の本を当たろうと思います。2024/02/18
ジュンジュン
6
著者は渋沢栄一史料館館長で、広報誌の連載コラムをまとめたもの。掲載元の性質上、各トピックは細かく短いので、人となりや活動、人脈など広く浅く“オーガナイズ”するには適している。2021/10/25
montooooooosu
1
人生の岐路に立った時、情報を広く集めて咀嚼し多角的な視点から判断を下していた。柔軟な考え方の持ち主だったというところで好感を持った。一貫して利他的なところもすごいと思った。読書法についても触れられていて、内容を問わず興味のある本をとにかくたくさん読み進めていたらしい。 2026/05/01
とろ子
1
「元来、人がこの世に生まれてきた以上は、自分のためのみならず、必ず何か世のためになるべきことを、なすの義務があるよのと余は信ずる(中略)才能のある者はあるだけ、また少ない者も少ないだけの才能を用い、それぞれ力を尽くすのが…云々」 私は才能は少なかったし、努力も足りなかったが、残りの人生、使命を確認しつつ、精一杯生き抜こう。2021/05/02




