地中海世界の中世史

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地中海世界の中世史

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  • サイズ A5判/ページ数 213p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784623089796
  • NDC分類 209.4
  • Cコード C3022

出版社内容情報

キリスト教世界とイスラーム世界の対立よりも、両者の緊密な関係を意識して説明する入門書

内容説明

本書は、中世の地中海世界の歴史について、キリスト教世界とイスラーム世界の対立よりも、両者の緊密な関係を意識して説明する入門書です。複眼的な視野でわかりやすく解説しているので、中世の地中海世界の歴史を味わうためのよきガイドブックとなるでしょう。

目次

序章 地中海世界の中世を語り、学ぶこととは
第1章 中世前半の東地中海
第2章 中世前半の地中海中西部
第3章 文明のはざまで―クレタ島からみた9~16世紀の東地中海
第4章 「イスラームの海」から「キリスト教徒の海」へ―11~15世紀の西地中海
第5章 オスマン帝国と地中海世界
第6章 地中海と紅海
終章 ブローデルの『地中海』とともに

著者等紹介

小林功[コバヤシイサオ]
1997年京都大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学、京都大学)。現在、立命館大学文学部教授

馬場多聞[ババタモン]
2015年九州大学大学院人文科学府博士後期課程修了。博士(文学、九州大学)。現在、立命館大学文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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MUNEKAZ

15
中世の地中海世界を紹介する論集。ブローデルの『地中海』を超えるという目論見のもと、かの大著に欠けていたオスマン帝国や紅海・インド洋世界の章があるのがポイントか。個人的にはクレタ島やサルデーニャ島など地中海の島々についての記述が多いのが印象的。ビザンツやイタリアの諸都市、そしてイスラームと目まぐるしく変わる支配者の変転に、多様な勢力が角逐し、協調した地中海世界の特質を見ることが出来る。海を通したつながりや海運・海軍力の重要性など、地中海世界は瀬戸内の戦国史を読むような趣きがある。2021/05/09

組織液

14
中世の地中海世界についての入門書です。ビザンツについて知りたくて手に取ったのですが、それ以外でも本当によかった… 入門といっても最新の研究成果を盛り込んでいるため、めちゃくちゃ勉強になりましたね。マグリブだのシチリア以外の島嶼部のことなんててんで知らなかったので… 特にオスマン帝国関連は新しい知見を多く得ることができました。古代世界が終焉しても、大航海時代が到来しても、地中海世界は確かな存在感を持っていたことを強く認識しましたね。2021/08/18

スプリント

10
地中海というエリアに絞って中世史をまとめた本。 民族・国の勃興と衰退が追えます。2022/12/31

人生ゴルディアス

6
痒い所に手が届く不思議な本だった。ブローデルの『地中海』を補完するのが目標みたいなことがあとがきにあったので、少なくとも自分にはぴったりだった。ローマ帝国・帝国崩壊・イスラムの勃興・オスマン帝国へ、という流れによって規定されるキリスト教ヨーロッパという感じか。イベリア半島の詳細とか本当に素晴らしい。アラゴン連合王国とか解説してくれる本少なすぎるんや。ナポリ王国の所属がいつもあやふやなのはフランスがちょっかい出していたせいなのかとか、シチリアの話もよかった。『シチリアの晩祷』スルーしてたけど読んでみようかな2022/06/24

ひろこ

2
読むのに時間がかかりました。本はわりと平易です。私に時間が足りなかったせいです。4週間かかりました。地中海の中世の様子がわかりました。特に、イスラム勢力のこと、ビサンツ帝国のことがわかりました。何となく西欧中心で考えていましたが、これら3つの勢力が押しては引き、複雑に連携して時代が進んだことがわかりました。おもしろかったです。2022/06/09

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