人の心を動かすことができなければ、芸術ではない。―連続講座「芸術は何処へ?」

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人の心を動かすことができなければ、芸術ではない。―連続講座「芸術は何処へ?」

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  • サイズ 46判/ページ数 562p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623089604
  • NDC分類 704
  • Cコード C0070

出版社内容情報

芸術はどこへ向かっていくのか。激しい時代の変化に晒される芸術、そして美意識。その時代だからこそ、美術史家、経済学者、哲学者、比較文学者、動物行動学者、音楽学者、そして画家、陶芸家、版画家、指揮者、演奏家、能楽師も加え、これからの時代の芸術とは何かを考える。京都府立文化芸術会館で行われ全国から観衆を集めた講座。激しい討論、パネルディスカッションの記録。連続九回講座の白熱の議論をいまここに再現する。

内容説明

芸術はどこへ向かっていくのか。激しい時代の変化に晒される芸術、そして美意識。その時代だからこそ、美術史家、経済学者、哲学者、比較文学者、動物行動学者、音楽学者、そして画家、陶芸家、版画家、指揮者、演奏家、能楽師も加え、これからの時代の芸術とは何かを考える。京都府立文化芸術会館で行われ全国から観衆を集めた講座。激しい討論、パネルディスカッションの記録。連続九回講座の白熱の議論をいまここに再現する。

目次

激動の一九世紀、二〇世紀、そして…
市場社会における芸能・芸術の評価
美に想う―地中海から
今問いかけるアートのチカラArt in Hospital
ヒト以外の美意識―ゴリラから学ぶ
美の不純性、そして批評について―哲学は美を捉えているか?
音楽は何処へ―一九世紀から振り返る二一世紀
言語の彼方へ 打ち震え揺さぶるアート
僕はなんでこんな作品を作っているか
演奏家から―今まで言わなかったこと
僕から見える日本の美術界の状況
芸術の評価軸とジャンルの拡散
フィールドワークの美学とリテラシー
あらためて詩歌の森へ その1
あらためて詩歌の森へ その2
「能」とは「能役者」とは
パネルディスカッション1
パネルディスカッション2

著者等紹介

高階秀爾[タカシナシュウジ]
1932年生まれ。1953年東京大学教養学部卒業。パリ大学付属美術研究所、ルーブル学院に留学。東京大学教授、国立西洋美術館館長、京都造形芸術大学大学院長などを歴任。2012年文化勲章受章。現在、美術史学者、東京大学名誉教授、大原美術館館長、秋田県立美術館顧問、日本藝術院会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Satsumaimo Marron

0
全9講座分をGWを利用して1日1講座分を読んでいったが、登壇者の言っていることが皆それぞれの方向から話していて、全体的にとっ散らかっている印象だが、ただとっ散らかっているのではなく、なにか共通しているようなものがあるように思えた。これは一度読んだだけでは理解できないものだと思った。そもそも理解することを求めた本でもなさそうではある。とても面白かった。自分にとっての良書。 ArtinHospital,ゴリラのドラミング、音楽の西洋化が印象に残った。2022/05/08

K

0
芸術を知るために批評の重要性を説く学者たちがいるかと思えば、「芸術に蘊蓄もクソもない」と井上道義さんがぶった斬ったりと多様性に富んだ講演・対談・鼎談を集めた本。でもね岡田暁生先生が言ってる、「どれだけ洗練されたものであっても、背後にエロティックなもの、動物的な記憶、あるいは近代人というものがいやらしいとして排除してきた衝動というようなものが、完全になくなってしまったら芸術ではない」というのが、ほんっとその通りだと思います。デュシャンの「便器」には、わたしはこれらの要素を感じないんだけどね(笑)2021/08/06

takasho0315

0
1回読んだだけで理解出来ない部分が多々ありますので然るべき時がきたら、また読んでみたいと思います。2021/06/19

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