出版社内容情報
本書は、長期にわたり精神科病院に入院している人々が退院して地域で生活できるようにするために必要な手立てを、プログラム評価理論の観点から整理した。支援者が具体的にどのような取り組みをすればよいのかをわかりやすくまとめた「実施マニュアル」と「戦略ガイドライン」で、みんなで明日から取り組める。病院・地域統合型の知恵の集大成である。
内容説明
長期にわたり精神科病院に入院している人々が退院して地域で生活できるようにするために必要な手立てを、プログラム評価理論の観点からわかりやすくまとめた。支援者がどのような取り組みをすればよいのかを「実施マニュアル」化するとともに、病院と地域と行政が支援ネットワークを形成して連携・協働していくために、圏域の特性にそった「戦略ガイドライン」を示す。
目次
第1部 長期入院者の退院促進とは?(背景を知る―精神科病院から退院できない!;支援の現状―退院促進から地域移行・地域定着支援へ;効果的な支援のために―実践のモデルとそれを支える理論の話;段階ごとに考えよう!―地域移行のステージ)
第2部 実施マニュアル(効果的支援要素とプログラムの進め方―マニュアルとワークシートの使い方)
第3部 戦略ガイドライン(地域の実情に応じた取り組み;現場で効果的実践を実現するためのツール)
著者等紹介
古屋龍太[フルヤリュウタ]
日本社会事業大学大学院福祉マネジメント研究科教授
大島巌[オオシマイワオ]
日本社会事業大学社会福祉学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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