出版社内容情報
現代のスポーツは、オリンピックやサッカー・ワールドカップから市民マラソンや小中学校の運動会などに至るまで、政治・経済・教育などを含む私たちの社会生活の様々な側面と関連する大きな文化現象となっています。本書は2012年の初版以降に生じたスポーツ界の変化を踏まえて、旧稿のアップデート、さらに「eスポーツ」「ビデオ判定」「体罰・パワハラ」などの新たなテーマを追加。スポーツ界の現況を認識し、そのあり方や将来について考える楽しさを味わえる一冊。
目次
近代スポーツの成立と発展
メディア化するスポーツ
消費文化としてのスポーツ
スポーツと政治・権力
スポーツとジェンダー
スポーツする身体
スポーツとテクノロジー
生活からスポーツへ
スポーツと教育
スポーツと地域社会
職業としてのスポーツ
スポーツ・ファンの文化
スポーツと芸術
日本のスポーツ文化
グローバル化するスポーツ
スポーツをめぐる社会問題
スポーツ・フォー・オール(Sport for All)
スポーツ文化研究の視点と方法
著者等紹介
井上俊[イノウエシュン]
1938年生まれ。大阪大学名誉教授
菊幸一[キクコウイチ]
1957年生まれ。筑波大学体育系教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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