出版社内容情報
公認心理師カリキュラムにおける必修科目「心理学統計法」では、「心理学で用いられる統計手法」「統計に関する基礎的な知識」を学ぶこととされている。本書ではこのカリキュラムに対応して、まず心理統計に関する基本的知識について解説し、その後心理学で用いられる統計手法と多変量解析を紹介する。先行研究を正しく読み解き、心理学をより深く理解できるようになることを目指す。
目次
序章 心理学統計法を学ぶ目的と概要
第1部 統計に関する基礎知識(データの整理と視覚化;データの散らばりと分布;統計的推定;相関)
第2部 心理学で用いられる統計手法(平均値の比較―分散分析;2要因以上の分散分析と交互作用;ノンパラメトリック検定1―2×2までのクロス表の分析手法;ノンパラメトリック検定2―2×2を超えるクロス表の分析手法)
第3部 多変量解析(重回帰分析;因子分析;様々な多変量解析;共分散構造分析;心理統計のパラダイムシフト)
著者等紹介
川畑直人[カワバタナオト]
京都大学大学院教育学研究科博士後期課程中退、博士(教育学)。William Alanson White Institute,Psychoanalytic Training Program卒業。公認心理師カリキュラム等検討会構成員、同ワーキングチーム構成員。公認心理師養成機関連盟事務局長。現在、京都文教大学臨床心理学部教授。公認心理師・臨床心理士
大島剛[オオシマツヨシ]
京都大学大学院教育学研究科修士課程修了、修士(教育学)。17年間の児童相談所心理判定員を経て現職。現在、神戸親和大学文学部教授。公認心理師・臨床心理士
郷式徹[ゴウシキトオル]
京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了、博士(教育学)。現在、龍谷大学文学部教授。公認心理師
浅川淳司[アサカワアツシ]
広島大学大学院教育学研究科博士課程後期修了、博士(心理学)。現在、愛媛大学教育学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- インド 「厄介な超大国」で突破口を開く…