これからの公共政策学<br> 政策と規範

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これからの公共政策学
政策と規範

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  • サイズ A5判/ページ数 282p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623086849
  • NDC分類 301
  • Cコード C3331

出版社内容情報

公共政策によって世の中の様々な問題を解決し、社会を改善するには、どうすればよいのだろうか。これまで、経済成長、権利保障、科学技術の進展などが重視されてきたが、現在、それだけで解決できない問題が山積され、価値や規範について正面から考えることが求められている。これからの時代、公共政策を何のために行うのか、実現したい価値は何か、どのような規範に基づいて政策を考えるのか、を改めて問うテキスト。

目次

社会をよくするにはどうすればよいか
第1部 政策規範論の課題(なぜ公共政策規範か;規範のつかまえ方 ほか)
第2部 規範の内実(社会全体の利益;分配的正義 ほか)
第3部 規範の衝突とその対応(規範の役割;合意形成 ほか)
第4部 規範適用の現場(理想と現実の距離;政策決定者と規範 ほか)

著者等紹介

佐野亘[サノワタル]
1998年京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程単位取得満期退学、博士(人間・環境学)。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科教授

山谷清志[ヤマヤキヨシ]
1954年青森市生まれ。1988年中央大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(政治学)。現在、同志社大学政策学部、同大学大学院総合政策科学研究科教授

松元雅和[マツモトマサカズ]
2007年慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了、博士(法学)。現在、日本大学法学部政治経済学科教授

大澤津[オオサワシン]
2010年University College London,Department of Political Science/School of Public Policy博士課程修了、PhD(Political Science)。現在、北九州市立大学法学部政策科学科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とある本棚

10
良書。功利主義、分配的正義、卓越主義、政治的リベラリズムといった各理論の概略を知れたこともさることながら、政治哲学が依って立つ方法論(定式化・正当化・非理想理論等)が学べたことが大きな収穫であった。方法論の視点から実証研究と規範研究の類似性・架橋可能性にも言及があり、実証研究に関心のある者にとっても有益な一冊。自身の信条の背後にある規範を自覚し、考えを相対化する上で政治哲学の果たす役割の大きさを感じた。2024/01/02

Bevel

2
公共政策の三つの解決策(経済成長、権利保障、科学技術の進展)は行き詰っており、規範の優先順位をつける議論が必要。こういう正当化の議論は、議員の私利私欲からの提案を制限する点で有効だ。ならどうやるか。功利主義と限界効用逓減による形式的再分配(ピグ―)とパレート原理、ドゥオーキンの運の平等主義とケイパビリティの分配、卓越主義あたりにどう折り合いをつけるかという感じなのかしら。第十章の価値の多元化が進む中での、計画と管理そのものへの批判も面白かった。政治家と行政の話は好きなのだけど、なんかゆるく感じるのよね。。2022/09/18

inu

2
政治哲学や倫理学と公共政策学を繋ぐ本。政策の場面において、いかに価値や規範を手放さずに、空理空論にならずに政策を立案実行できるか。特に後半の第3部4部が良かった。2021/07/10

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