出版社内容情報
ソーシャルワーカーが行う継続的・包括的な支援
重症度の高い精神障害者の就労および定着への新たな支援の可能性を探る。
2018年4月より、障害者の雇用率が2.2%になり、精神障害者も算定されることになった。現在、障害者雇用では身体障害者の割合が高いが、障害者の総数からみてこれからは精神障害者の割合が増えていくと思われる。本書では「これから」の重度精神障害者の就職・定着支援の一つのツールとして、米国で開発されたIPSを紹介し、実際の現場における有用性について検証していく。そして日本における新たな支援の可能性を明らかにする。
内容説明
2018年4月より、障害者の雇用率が2.2%になり、精神障害者も算定されることになった。現在、障害者雇用では身体障害者の割合が高いが、障害者の総数からみてこれからは精神障害者の割合が増えていくと思われる。本書では「これから」の重度精神障害者の就職・定着支援の一つのツールとして、米国で開発されたIPSを紹介し、実際の現場における有用性について検証していく。そして日本における新たな支援の可能性を明らかにする。
目次
序章 重度精神障害者への就労支援の必要性
第1章 精神障害者の一般企業への就職支援とは
第2章 精神障害者の就労移行支援の現状と企業側の要因
第3章 重度精神障害者が一般企業で働くための支援機関
第4章 重度精神障害者のIPS支援の適用に関する要因
第5章 重度精神障害者の就職および定着への工夫
終章 重度精神障害者への包括的な支援の必要性
著者等紹介
片山優美子[カタヤマユミコ]
長野大学産業社会学部社会福祉学科卒業。東洋大学大学院福祉社会デザイン研究科ヒューマンデザイン専攻博士後期課程修了。須坂市精神障害者社会復帰施設通所授産施設精神科ソーシャルワーカー等を経て、長野大学社会福祉学部社会福祉学科准教授。博士(社会福祉学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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