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出版社内容情報
集中できず、常に動いてしゃべって、いきなり走り出す……ADHDは行動面にあらわれる障害で、発達障害のひとつ。不注意と多動性・衝動性が障害特性です。本書は、ADHDの子どものまわりの子や大人が、具体的かつ身近に障害を知るための絵本です。近くの子がふしぎだと思う行動を取り上げ、本人のことばで行動の理由と思いを語ります。脳のはたらきの特性からくる、そうせざるを得ない理由がわかれば、対応方法もわかってきます! 2016年刊行のロングセラー絵本を、新知見をくわえ改訂しました。
目次
第1章 どうしよう!?こんなとき(しょうたくんの場合 わすれものが多すぎる;だいきくんの場合 あちこち歩き回る;あやかさんの場合 また約束をすっぽかした;ひとみさんの場合 教室からいなくなる;こうすけくんの場合 休み時間にけんかばかり;ふりかえってみよう)
第2章 ADHDって何?(ADHDは行動面にあらわれる障害;ADHDのあらわれ方はいろいろ;脳のはたらきに原因がありそうだ;脳のはたらきが関係する障害はほかにも;ADHDの人とつきあうには;ADHDが大人になると…)
著者等紹介
内山登紀夫[ウチヤマトキオ]
精神科医師。専門は児童精神医学。順天堂大学精神科、東京都立梅ヶ丘病院、大妻女子大学人間関係学部教授、福島大学大学院人間発達文化研究科学校臨床心理専攻教授を経て、2016年4月より大正大学心理社会学部臨床心理学科教授。2013年4月より福島県立医科大学会津医療センター特任教授併任。よこはま発達クリニック院長、よこはま発達相談室代表理事。1994年、朝日新聞厚生文化事業団の奨学金を得て米国ノース・カロライナ大学TEACCH部シャーロットTEACCHセンターにて研修。1997~98年、国際ロータリークラブ田中徳兵衛冠名奨学金を得てThe center for social and communication disorders(現The NAS Lorna Wing Centre for Autism)に留学。Wing and Gouldのもとでアスペルガー症候群の診断・評価の研修を受ける
高山恵子[タカヤマケイコ]
NPO法人えじそんくらぶ代表。臨床心理士。えじそんくらぶは、当事者、親を中心に教育、医療、心理、福祉、行政関係者などが参加する、ADHDを中心とした高機能発達障害を支援する団体。主な活動は、書籍発刊、講演会・指導者養成講座の開催、個人・集団指導、カウンセリング、ペアレントトレーニング、会報誌発行、講師派遣など。ADHDの理解と支援のためなどのリーフレット3種類(コピーフリー)をHP上で公開。地方にはNPO法人えじそんくらぶ会員が設立した「えじそんくらぶの会」があり、地域に即した活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。