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出版社内容情報
LDは、学習に必要な能力のうち、聞く・話す・読む・書く・計算する・推論するの、少なくとも1つの領域で著しい困難を示す発達障害のひとつ。本書は、LDの子どものまわりの子どもや大人たちが、具体的かつ身近に障害を知るための絵本です。まわりにいる子どもがふしぎだと思う行動を取り上げ、その行動の理由と思いをLDの子どもが本人のことばで語ります。認知の特性からくる、そうせざるを得ない理由がわかれば、対応方法もわかってきます! 2006年刊行の好評書を制度改正や新たな知見を加えて構成し、より見やすくわかりやすくしました。
目次
第1章 どうしよう!?こんなとき(さとるくんの場合 教科書が読めない;けんたくんの場合 作文になるとじゃまする;ちかさんの場合 話の仲間に入れない;ゆうじくんの場合 算数のときだけ何もしない;ももこさんの場合 いつもわすれものばかり;ふりかえってみよう)
第2章 LDって何?(LDは学習にかかわる障害;脳のはたらきにばらつきがある;本人がいちばんなやみ、こまっている;脳のはたらきが関係する障害はほかにも;大人になったら?)
著者等紹介
内山登紀夫[ウチヤマトキオ]
精神科医師。専門は児童精神医学。順天堂大学精神科、東京都立梅ヶ丘病院、大妻女子大学人間関係学部教授、福島大学大学院人間発達文化研究科学校臨床心理専攻教授を経て、2016年4月より大正大学心理社会学部臨床心理学科教授。2013年4月より福島県立医科大学会津医療センター特任教授併任。よこはま発達クリニック院長、よこはま発達相談室代表理事。1994年、朝日新聞厚生文化事業団の奨学金を得て米国ノース・カロライナ大学TEACCH部シャーロットTEACCHセンターにて研修。1997~98年、国際ロータリークラブ田中徳兵衛冠名奨学金を得てThe center for social and communication disorders(現The NAS Lorna Wing Centre for Autism)に留学。Wing and Gouldのもとでアスペルガー症候群の診断・評価の研修を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。