出版社内容情報
六角定頼(1495~1552) 近江の戦国大名。
足利将軍家の後盾となって中央政界に大きな影響力を持ち、北近江浅井氏をも支配下に置いた六角定頼。最盛期には天下人ともいえる存在だった人物の初の評伝。近江に盤踞した謎の佐々木六角一族の足跡を辿る。
内容説明
六角定頼(一四九五~一五五二)近江の戦国大名。足利将軍家の後盾となって中央政界に大きな影響力を持ち、北近江浅井氏をも支配下に置いた六角定頼。最盛期には天下人ともいえる存在だった人物の初の評伝。近江に盤踞した謎の佐々木六角一族の足跡を辿る。
目次
第1章 父高頼と兄氏綱―戦国大名六角氏の始まり(高頼の登場;応仁の乱;幕府との和睦から六角征伐へ;幕府との宥和;氏綱の生涯)
第2章 定頼の登場―将軍を庇護し幕府を支える(定頼の幼少期;定頼と管領細川高国;定頼と細川晴元;将軍の庇護者定頼)
第3章 定頼の全盛―「天下人」として畿内に君臨(定頼と天文の騒乱;定頼の権勢上昇す;天下人定頼;天下の執権;定頼の晩年)
第4章 定頼の事蹟―発給文書に見るその権勢(他大名との交渉;洛中の相論;領国近江の内と外)
第5章 子義賢と孫義弼―後継者の苦闘、そして戦国大名六角氏の終焉(定頼の後継者;家督相続;崩壊の序曲;観音寺騒動から信長の上洛へ)
著者等紹介
村井祐樹[ムライユウキ]
1971年、東京都生まれ。2000年、早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、東京大学史料編纂所准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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