出版社内容情報
20世紀とはいかなる時代であったのか。創造と破壊に満ちたこの時代は、今日の世界にとっていかなる意味を持つのか。本書は各分野の専門知を結集し、このあまりに劇的な100年を眺望しようという野心的な試みである。通史という方法はとらず、グローバリゼーション、大衆社会、移民、コンピュータ、核エネルギーといった社会や文化に関する多様なトピックを取り上げることで、時代に伏在する様々な文脈を浮き彫りにしていく。
内容説明
20世紀とはいかなる時代であったのか。創造と破壊に満ちたこの時代は、今日の世界にとっていかなる意味を持つのか。本書は各分野の専門知を結集し、このあまりに劇的な100年を眺望しようという野心的な試みである。通史という方法はとらず、グローバリゼーション、大衆社会、移民、コンピュータ、核エネルギーといった社会や文化に関する多様なトピックを取り上げることで、時代に伏在する様々な文脈を浮き彫りにしていく。
目次
序章 20世紀の社会と文化
第1部 20世紀のすがた(グローバリゼーション―世界を呑み込む万国博覧会;大衆社会―両大戦間期のアメリカ;ナチズム―ホロコーストと「暴力の合理化」 ほか)
第2部 20世紀の夢(子ども―日本における子どもと読書;経済成長―戦後日本のサラリーマンと専業主婦;コンピュータ―「巨大頭脳」から「人工知能」へ;核エネルギー―戦後日本の意識の変化;環境主義―ユートピアとディストピアの間で)
第3部 20世紀の記憶(アジア・太平洋戦争―「海外戦没者」処理問題と戦争の記憶;文化遺産―保護する意義)
著者等紹介
喜多千草[キタチグサ]
1962年生まれ。1999年 京都大学大学院文学研究科現代文化学系二十世紀学専攻修了。現在 京都大学大学院文学研究科メディア文化学専修教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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