出版社内容情報
政治はどのように捉えればいいのか。本書では、初めて政治学に触れる大学生が、入学から卒業に至るまでに様々な「政治」を経験するというストーリーとともに、政治学の世界を分かりやすく紹介する。また、「合理的個人」という視座では説明が付かない政治の現象も視野に収めた、包括的な内容を目指す。大学新入生はもちろん、どの学部の学生にとっても、最初に紐解くべき入門書であり、社会人になってからも役立つ道しるべ。
内容説明
政治はどのように捉えればいいのか。本書では、初めて政治学に触れる大学生が、入学から卒業に至るまでに様々な「政治」を経験するというストーリーとともに、政治学の世界を分かりやすく紹介する。また、「合理的個人」という視座では説明がつかない政治の現象も視野に収めた、包括的な内容を目指す。大学新入生はもちろん、どの学部の学生にとっても、最初に紐解くべき入門書であり、社会人になってからも役立つ道しるべ。
目次
第1部 政治は身近なところから(政治を知ろう―メディアと政治;選挙に行こう―18歳選挙権;政治家の生活を覗いてみよう―政治家と有権者、政治家と政党;政治家の生活を覗いてみよう―政治家と有権者、政治家と政党)
第2部 政治はみんなで決めるもの?(議会を知ろう―なぜ「会派」が必要なのか;政策を考えてみよう―政策過程・執政制度・政官関係;デモクラシーを考えてみよう―「みんな」で決める複数のやり方)
第3部 「まち」と地域で支え合う政治(社会の現場を知ろう―市民社会の意義;市役所と地方議会に行ってみよう―地方自治の理念と現実;支え合う仕組みを考えよう―福祉国家とその変容)
第4部 世界と関わりあう政治(国家の仕組みと運営を考えてみよう―政治体制とガバナンス;海外と関わろう―グローバル化する政治と経済の相互作用;海外に出よう―安全保障の問題と国際協力)
著者等紹介
永井史男[ナガイフミオ]
1965年大阪府生まれ。1995年京都大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。修士(法学)。現在、大阪市立大学大学院法学研究科教授
水島治郎[ミズシマジロウ]
1967年東京都生まれ。1999年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)。現在、千葉大学大学院社会科学研究院教授。著作『反転する福祉国家―オランダモデルの光と影』岩波書店、2012年(第15回損保ジャパン記念財団賞)。『ポピュリズムとは何か―民主主義の敵か、改革の希望か』中央公論新社(中公新書)、2016年(第38回石橋湛山賞)ほか
品田裕[シナダユタカ]
1963年京都府生まれ。1987年京都大学法学部卒業。法学士。現在、神戸大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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