出版社内容情報
吉田松陰の尊王攘夷論を引き継ぐ松下村塾の門下生であった久坂玄瑞。変革を熱望するも、藩を滅亡寸前まで追い込み、二十五のとき禁門の変で命を散らした。大名や公家とは違い、名も無き若者が歴史の表舞台に登場し、縦横無尽に活躍した幕末という時代の過渡期について、彼の軌跡をたどりながら考えてゆく。
内容説明
久坂玄瑞(一八四〇~一八六四)幕末の長州藩士。吉田松陰の尊王攘夷論を引き継ぐ松下村塾の門下生であった久坂玄瑞。変革を熱望するも、藩を滅亡寸前まで追い込み、二十五のとき禁門の変で命を散らした。大名や公家とは違い、名も無き若者が歴史の表舞台に登場し、縦横無尽に活躍した幕末という時代の過渡期について、彼の軌跡をたどりながら考えてゆく。
目次
第1章 誕生から九州遊歴まで
第2章 吉田松陰との出会い
第3章 「有志」として政治活動
第4章 吉田松陰との別れ
第5章 江戸での「横議横行」
第6章 「横議横行」の挫折
第7章 「奉勅攘夷」の挫折
第8章 「禁門の変」に斃れる
著者等紹介
一坂太郎[イチサカタロウ]
1966年兵庫県芦屋市生まれ。1990年大正大学文学部史学科卒業。現在、国際日本文化研究センター共同研究員。萩博物館特別学芸員。防府天満宮歴史館顧問、ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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