越中おわら風の盆の空間誌―“うたの町”からみた近代

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  • サイズ A5判/ページ数 328p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784623085286
  • NDC分類 386.142
  • Cコード C3036

出版社内容情報

行為とコンテクストが相互作用する場へ
「伝統」を解きほぐし、音楽・文学・社会を横断する濃密な文化地理学

毎年9月はじめに富山県八尾町で行われる民謡行事「おわら風の盆」は秋の風物詩として知られる。地域の人びとが伝えてきたうたや踊りは、ジャンルや町の境界を越えたさまざまな動きと連動していた。うたをめぐる文化は20世紀前半の日本という文脈の中でどのような展開をみせたのか。〈うたの町〉八尾に足場をおいて近代の過程を空間誌として描き出す。

内容説明

毎年九月はじめに富山県八尾町で行われる民謡行事「おわら風の盆」は秋の風物詩として知られる。地域の人びとが伝えてきたうたや踊りは、ジャンルや町の境界を越えたさまざまな動きと連動していた。うたをめぐる文化は20世紀前半の日本という文脈の中でどのような展開をみせたのか。“うたの町”八尾に足場をおいて近代の過程を空間誌として描き出す。

目次

序章 越中八尾とおわら風の盆―“うたの町”とはどこか
第1章 文化政策の転換―『俚謡集』成立過程をたどる
第2章 “豊年踊”の誕生―共進会のおわらと八尾町のおわら
第3章 演唱空間の開拓―全国民謡大会開催をめぐって
第4章 歌詞創作と近代詩運動―新たな郷土の姿
第5章 “新踊”の創造―郷土芸術とジェンダー
第6章 おわらの総合プロデュース―越中八尾民謡おわら保存会の活動
第7章 戦時下のおわら―慰問から地方文化運動へ
終章 おわら風の盆の半世紀に耳を澄ます

著者等紹介

長尾洋子[ナガオヨウコ]
1970年生まれ。1997年ロンドン大学大学院修士課程修了(開発学修士)。1998年お茶の水女子大学大学院修士課程修了(人文科学)。2018年博士(学術)(総合研究大学院大学)。現在、和光大学表現学部教授。専門、文化地理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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takao

1
ふむ2021/05/23

長老みさわ/dutch

0
著者の博士論文を加筆したもの。 今まで資料館や文献で見てきた色々な資料が一つの文脈の中で論じることにより生き生きとその資料の「意味」が見えてくる。おわらの発祥から明治期の-昭和初期までのおわらの立ち位置がよく判る。できれば戦後から昭和40年代までの歴史も研究してほしかった。2020/06/08

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