内容説明
山陰・山陽の中国地域において、戦国時代の一五〇年間にいかなる歴史が展開したのか。大内氏、毛利氏、山名氏、尼子氏、赤松氏、浦上氏、宇喜多氏などの大名はもちろん、諸国の国衆はいかなる動向を見せたのか。本書では、こうした大名の興亡と合戦史だけに止まらず、対外関係や石見銀山などの鉱工業、ならびに芸能、経済、流通、城下町へも幅広く目配りし、戦国の世の人々の生活の実像を描き出す。
目次
第1章 応仁・文明の乱から戦国へ
第2章 中国地域の争乱
第3章 女性たちの戦国時代
第4章 織田信長の中国計略
第5章 戦国武将と教養・文化
第6章 豊臣秀吉の天下統一
第7章 都市・経済・宗教の展開
第8章 関ヶ原合戦から大坂の陣へ
著者等紹介
渡邊大門[ワタナベダイモン]
1967年横浜市生まれ。佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了。佛教大学博士(文学)。現在、株式会社歴史と文化の研究所代表取締役。専攻は、日本中世政治史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スプリント
5
山陰・山陽に絞って室町末期から秀吉の時代までの歴史を解説しています。秀吉政権の重要な戦力となった宇喜多家と毛利家について詳しく書かれており読み応えがありました。2019/06/23
Abercrombie
3
応仁の乱から大坂の陣までの山陰・山陽の興亡史。最新の研究は取り入れられているし、地域を限定している分それなりに記述は細かいが、とくに驚きの新説はなし。誤字・誤植がやたら多くてめっちゃ気になった。2024/09/13
gauche
2
毛利・大内両氏を中心として中国地方の戦国史を概観していく。最新の研究にも触れられるので、この時代に興味があるならば必読。ただし、基礎知識があるなら惑わされることは無いと思うが、誤字(東軍を西軍と書くなど)が散見されるので注意。2019/07/07
長重
1
【図書館本】気になる戦国大名、山名氏や赤松氏について勉強したくて読んだ1冊。赤松氏がどんな風に没落していったか、赤松の内紛に手を出して大火傷した山名氏については、とても興味深かったです。内容の7割近くが、宇喜多、毛利の話だったので、そのあたり詳しい人は読まなくても良いのではってくらいに、薄い内容に感じた。