「プロレス」という文化―興行・メディア・社会現象

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  • サイズ B6判/ページ数 338p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623084395
  • NDC分類 788.2
  • Cコード C0036

出版社内容情報

なぜファンは熱狂するのか。レスラー、新聞報道、テレビ実況、激論… 知られざるワンダーランド、その深奥に迫る。プロレスとはいったい何か。何度かの低迷を経験してきたプロレス界は近年再び盛り上がり、スポーツとエンタテインメントにまたがった「ジャンルの鬼っ子」としての魅力を放っている。本書では、80年代後半からプロレスという「現象」を探究してきた著者がスポーツ社会学、ロラン・バルトのテキストなど様々な方法論でプロレスの現状を読み解く。また、力道山のプロレスが持つ意味合いを解明し、力道山死後のプロレス史も考察する。

はしがき
主な日本のプロレス団体系図(男子)(女子)

第1章 ロラン・バルトとフランス・プロレス衰亡史
 1 ロラン・バルト「レッスルする世界/プロレスする世界」をめぐって
 2 知られざるフランス・プロレス史
 3 衰退に向かうフランス・マット界

第2章 力道山研究という鉱脈
 1 私的「力道山」史
 2 リアルタイム世代は力道山をどう見たのか
 3 力道山、プロレス・デビューまで
 4 ライブ時代の力道山
 5 テレビ時代の力道山
 6 一般紙が報道した力道山/プロレス
 7 社会現象を起こしたプロレス
 8 力道山晩年のプロレス報道

第3章 日本プロレス史の断章
 1 吉村道明という存在
 2 哀愁の国際プロレス
 3 アントニオ猪木除名と連合赤軍事件
 4 古舘伊知郎の実況とは何だったのか
 5 UWF現象の日々
 6 プロレスラーはどれくらい知られているのか
 7 プロレスと永田町

第4章 プロレス文化研究会の言説
 1 現代風俗研究会
 2 『知的プロレス論のすすめ』からの一〇年
 3 始動したプロレス文化研究会
 4 プロレスがドン底の頃
 5 多様な議論の場として

主要参考文献  
あとがき  
プロレス文化研究会のあゆみ  
日本プロレス史年表  
資料 兵庫県阪神シニアカレッジ講義「力道山と日本人」アンケート
人名索引

岡村 正史[オカムラ マサシ]
著・文・その他

内容説明

プロレスとはいったい何か。何度かの低迷を経験してきたプロレス界は近年再び盛り上がり、スポーツとエンタテインメントにまたがった「ジャンルの鬼っ子」としての魅力を放っている。本書では、八〇年代後半からプロレスという「現象」を探究してきた著者がスポーツ社会学、ロラン・バルトのテキストなど様々な方法論でプロレスの現状を読み解く。また、力道山のプロレスが持つ意味合いを解明し、力道山死後のプロレス史も考察する。

目次

第1章 ロラン・バルトとフランス・プロレス衰亡史(ロラン・バルト「レッスルする世界/プロレスする世界」をめぐって;知られざるフランス・プロレス史 ほか)
第2章 力道山研究という鉱脈(私的「力道山」史;リアルタイム世代は力道山をどう見たのか ほか)
第3章 日本プロレス史の断章(吉村道明という存在;哀愁の国際プロレス ほか)
第4章 プロレス文化研究会の言説(現代風俗研究会;『知的プロレス論のすすめ』からの一〇年 ほか)

著者等紹介

岡村正史[オカムラマサシ]
1954年三重県一志郡(現・津市)生まれ。1976年同志社大学文学部卒業。1980年同志社大学大学院文学研究科修了。修士(文学)。2010年大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士(人間科学)。現在、プロレス文化研究会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こばまり

60
愛され語られ研究され尽くしても、未だ定義が明文化されていないところに最大の魅力があると思う。人々は、各々が思う団体を、選手を、かつてのオールドプロレスを追い求める。ロラン・バルトの引用に始まる第1章から読者の襟を正させる。2019/04/11

Chili

9
すぐ読めた。学術的に書いてる2019/10/20

おおきなかぶ

7
プロレスに至極真面目に取り組まれた力作。"知の巨人"立花隆の言葉について、30年以上のプロレスファンの私としては、「あぁ、そうお感じなのね」との印象。ただ、他人が熱中して楽しんでいる物事を低俗なゲームと言い放つことが出来るなんて、人としての幅が広い"知の巨人"なんですね(失笑)。仮にも"知の巨人"(私もしつこいな)とも評される程の方であれば、「この低俗なゲームの何が人を熱中させるのだろう?」と知識的欲求を満たそうとするのではないだろうか?2019/02/11

トト

6
プロレスを見る側から研究してきた作者が、プロレスの歴史、文化を中心に論説的にまとめた書物。 プロレスを好きになるかは別にして、プロレスの本質が理解できると思います。 本質的な部分が明確化されてないところが、プロレスの本質かもしれませんが。2019/01/20

spock

5
私のプロレスファン歴観戦歴の記憶とともに同時代を懐かしく思い出しました。プロレス談議出来る友人もいないので楽しく読みました。プロレス低迷期2002年の棚橋弘至の刃物沙汰はニュースでも大きく話題になったのでアングルに大々的に活用すればいいのにとイライラしたことを思い出した。やはり同じことを考えてたいた人がいたんだ。しかし社長になった今はそんなアングル使わなくて良かったんだと思えます。 毎日読売朝日新聞や一般マスコミのプロレス記事の丹念な調査は頭が下がります。プロレス文化研究会の集会で話を聞きたいです。2024/01/07

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