出版社内容情報
「脳と心の関係」を探る応用心理学の一つである神経心理学。近年では脳内の神経活動をモニターする技術が進歩したことで、臨床現場において神経心理学に基づいた臨床活動を行う必要性が飛躍的に高まっている。本書は、公認心理師や臨床心理士を目指す学生や臨床現場の初学者に向けて、神経心理学の基本を厳選してわかりやすく解説し、併せて検査や介入といった臨床での応用を丁寧に紹介する。医療・福祉領域に関わる心理士、必携の一冊。
目次
なぜ神経心理学を学ぶ必要があるのか
第1部 神経心理学の基礎をおさえる(神経心理学的症状とは;脳の構造と働きを知る;神経心理学的症状を引き起こす疾患とは)
第2部 具体的な実践例から学ぶ(高次脳機能障害を神経心理学の視点からみる;発達障害を神経心理学の視点からみる;認知症を神経心理学の視点からみる)
神経心理学を実践・応用するために
著者等紹介
松田修[マツダオサム]
上智大学総合人間科学部教授
飯干紀代子[イイボシキヨコ]
志學館大学人間関係学部教授
小海宏之[コウミヒロユキ]
花園大学社会福祉学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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