シリーズ・福祉と医療の現場から<br> 「医療的ケア」の必要な子どもたち―第二の人生を歩む元NHKアナウンサーの奮闘記

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シリーズ・福祉と医療の現場から
「医療的ケア」の必要な子どもたち―第二の人生を歩む元NHKアナウンサーの奮闘記

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623083985
  • NDC分類 369.49
  • Cコード C0336

出版社内容情報

〈その人らしく生きる〉ことのできる社会づくりのために、 新しい支援のしくみを全国に広める近年、何らかの医療処置が必要でも退院できる人が増えています。「医療的ケア」とは、病院などでおこなう「治療行為」とは区別して、退院後の暮らしを維持するために欠かせない処置のことを総称する表現です。NHKアナウンサーだった著者が、退職して選んだ第二の人生の働き場所は、「もみじの家」という子どもの医療的ケアをおこなう福祉施設でした。ハウスマネージャーとして奮闘するその視点から、医療的ケアとはどういうものなのか、その現実と問題点などを考えていきます。

はじめに



第1章 NHKから、もみじの家へ

   故・田部井淳子さんに救われた!

   後悔先に立たず

   医療用語にアップアップ

   エクセル地獄

   昔もあったおなじようなこと

   生涯、決して忘れることのできない緊急報道

   正義の味方への憧れ

   五十歳を超えて一大転機



第2章 医療的ケアの現実にせまる

   医療的ケア児と家族の主張コンクール

   どうして、医療的ケア児は増えるのか

   医療的ケアが必要になる病気

   代表的な医療ケア



第3章 福祉とは何か?

   児童福祉大国・日本はくるのか?

   知らなかった児童福祉法の素晴らしさ

   「重症心身障害児」と「医療的ケア児」

   広がる医療的ケア児への支援

   お母さんたちの就労問題

   新しい支援モデルとは?



第4章 医療的ケア物語

   奇跡的な回復

   はるちゃんの手足が動いた!

   社会性を育む経験が積める場



第5章 もみじの家を見てください

   もみじの家って、どんなところ?

   もみじの家のミッション

   もみじの家の一日

   スタッフの仕事

   利用者の声



第6章 僕のできることは?

   竣工記念式典

   子どもたちが来てくれない!?

   メディアが注目

   医療的ケアの現実



おわりに



用語・キーワード解説

さくいん

内多 勝康[ウチダ カツヤス]
著・文・その他

内容説明

近年、何らかの医療処置が必要でも退院できる人が増えています。「医療的ケア」とは、病院などでおこなう「治療行為」とは区別して、退院後の暮らしを維持するために欠かせない処置のことを総称する表現です。NHKアナウンサーだった著者が、退職して選んだ第二の人生の働き場所は、「もみじの家」という子どもの医療的ケアをおこなう福祉施設でした。ハウスマネージャーとして奮闘するその視点から、医療的ケアとはどういうものなのか、その現実と問題点などを考えていきます。

目次

第1章 NHKから、もみじの家へ
第2章 医療的ケアの現実にせまる
第3章 福祉とは何か?
第4章 医療的ケア物語
第5章 もみじの家を見てください
第6章 僕のできることは?

著者等紹介

内多勝康[ウチダカツヤス]
1963年、東京都生まれ。東京都立竹早高校卒業後、東京大学に入学。1986年、同大学教育学部を卒業後、アナウンサーとしてNHKに入局。高松→大阪→東京→名古屋→仙台局などに赴任。これまでに「首都圏ニュース845」「生活ほっとモーニング」のキャスターを務めるなど、多くの番組に出演。2013年、社会福祉士の資格を取得。2016年3月に退職し、国立成育医療研究センターの「もみじの家」ハウスマネージャーに就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たかこ

51
医療従事者ではないし、周りに医療的ケアを必要とする子がいないので、未知の領域。この本ではじめて、医療的ケアが必要な子の環境などがわかった。またその子をケアするご家族の大変さを思うと、本当にこのような「もみじの家」ができて良かった。難病の子どもを家族だけのものにせず幅広い支援をし、また子どもが子どもらしく安心して過ごせる場所がこれからも増えていきますように。愛知には、「愛知こどもホスピスプロジェクト」が始まりました。近くのところから応援していきます。https://www.achp.jp/2023/06/21

かおりんご

24
保護者から借りた。医療的ケアの子を受け入れる。言葉で言うのは容易いけれど、実際問題なかなかハードルが高い。特に、専門知識のない教員が指導する一般学級へ入学されても、どうサポートすればよいのか、皆目見当がつかない。知的に遅れのない医療的ケア児童ならまだしも、知的に遅れがある子なら、それ相応のトレーニングが受けられる支援学校か学級へ通った方が、その子の能力を最大限伸ばせるのではないかと思う。口が裂けても言えないけどね。2022/03/18

emiko

3
NHkアナウンサーから「福祉」の分野に第2の人生に転職された内多さんの気持ちと、実際の行動はどうであったのかが知りたくて読んだ。想像通りにバソコン関係に四苦八苦されていたが、見事にマスターされて今やハウスマネージャーとして奮闘されている姿に見習いたい所が一杯あった。2023/06/30

H Shimomura

2
衝撃を受けた本。 医療的ケア児の事について詳細に書かれている。 高齢者には介護保険があるが、子どもは放置されている。 もみじの家が全国にどんどん広まり、訪問看護とセットに出来れば子供達の為になるのではないか。 そんな事言ってるだけではダメなので、動こう。 2018/09/15

ベーコンさらだ

0
筆者の奮闘記とさぶたいとるにあるとおり。業界に転職したい人には参考になるかも?2023/03/30

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