感情とはそもそも何なのか―現代科学で読み解く感情のしくみと障害

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感情とはそもそも何なのか―現代科学で読み解く感情のしくみと障害

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  • サイズ B6判/ページ数 210p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784623083725
  • NDC分類 141.6
  • Cコード C3011

出版社内容情報

最新科学が解き明かす“感情”をめぐる最前線。こころと身体の健康維持に関わる「感情調整」「瞑想」などのしくみに至るまでを紹介私たちはどのように“感情”を経験しているのか? ――長らく明らかにされてこなかった感情のしくみが、ここ数年のうちに「自由エネルギー原理」によってうまく説明されることが示唆された。本書では、この新しい理論に基づいて感情とは何かについて考える。「脳がからだの状態を理解し、調節するしくみ」をわかりやすく解説するとともに、うつ病をはじめとする感情障害や自閉症、また、こころと身体の健康を維持するための感情調整、瞑想などのしくみについても触れる。

はじめに

?章 感情を生み出すしくみ
 ?- 1. 感情を科学する
 ?- 2. 感情と身体
 ?- 3. 感情を作る脳のしくみ
 ?- 4. 価値を学習するしくみ

?章 感情と推論のしくみ
 ?- 1. 知覚と運動のしくみ
 ?- 2. 内臓の運動制御と感情
 ?- 3. 他者の感情を知るしくみ
 ?- 4. さまざまな認知機能に対する情動と感情の影響
 ?- 5. 注意を払うのはなぜか
 ?- 6. 推論の方法

?章 感情障害のしくみ
 ?- 1. 感情障害を理解する基本的考え方
 ?- 2. うつ病の本質
 ?- 3. その他の感情障害
 ?- 4. 自閉症・オキシトシンと社会性
 ?- 5. 不確実な日常を生きる
 ?- 6. 自分の感情をコントロールする

?章 自由エネルギー原理による感情・知覚・運動の理解
 ?- 1. 脳はいかに推論を進めるか
 ?- 2. 脳の階層構造と階層的推論
 ?- 3. 能動的推論??知覚と運動が区別できないしくみ
 ?- 4. 内受容感覚とさまざまな機能

【参考1】自由エネルギーとカルバック・ライブラー情報量 
【参考2】予測信号の更新式

付録 ヘルムホルツ小史
  業績概要
  ヘルムホルツの思想と人となり
  エネルギー保存則
  『生理光学ハンドブック』の刊行
  予測誤差の起源
  帰納的推論の重要性

point のまとめ
further study のまとめ
文  献
おわりに
索  引

乾 敏郎[イヌイ トシオ]
著・文・その他

内容説明

最新科学が解き明かす“感情”をめぐる最前線。私たちが日々経験する“感情”のしくみと、「うつ病」などの感情障害、「自閉症」、こころと身体の健康維持に関わる「感情調整」「瞑想」などのしくみに至るまでを紹介する。

目次

1章 感情を生み出すしくみ(感情を科学する;感情と身体 ほか)
2章 感情と推論のしくみ(知覚と運動のしくみ;内臓の運動制御と感情 ほか)
3章 感情障害のしくみ(感情障害を理解する基本的考え方;うつ病の本質 ほか)
4章 自由エネルギー原理による感情・知覚・運動の理解(脳はいかに推論を進めるか;脳の階層構造と階層的推論 ほか)
付録 ヘルムホルツ小史

著者等紹介

乾敏郎[イヌイトシオ]
大阪大学大学院基礎工学研究科修士課程修了後、国際電気通信基礎技術研究所主幹研究員、京都大学文学部哲学科心理学教室助教授、京都大学文学部教授、京都大学大学院情報学研究科教授などを経て、追手門学院大学心理学部教授、京都大学名誉教授、京都大学特任教授、広島大学医歯薬保健学研究院客員教授、金沢工業大学客員教授。文学博士、工学修士。日本神経回路学会最優秀研究賞、日本神経回路学会優秀研究賞、日本認知心理学会優秀発表賞、日本人工知能学会より優秀論文賞、日本神経眼科学会より学術賞、電子情報通信学会より特別賞、論文賞などを受賞。日本認知科学会フェロー。日本神経心理学会名誉会員。日本認知心理学会常務理事、日本神経眼科学会評議員、日本学術会議連携会員などを歴任。専門:言語・非言語コミュニケーション機能の認知神経科学的研究に従事。健常成人の研究のみならず、発達原理の解明に向けた研究やコミュニケーション障害の脳内メカニズムに関する研究などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミライ

41
我々が日々経験する「感情」のしくみについて科学的に解説した著書。「うつ病」「自閉症」から「瞑想」まで、そのしくみを徹底分析、数学が苦手な人には難解な数式なども出て来るので本の内容はやや難解。脳のしくみを解説した部分は、脳の断面図を使ってわかりやすく解説されていたので非常にわかりやすかった。2019/09/15

月をみるもの

11
ほかの生き物のことはよくわからないが、自分が(たぶん他の人間も)行動する時の原動力は感情である。単純な快/不快シグナルよりも複雑な「感情」を持つことが、なぜ生存に有用となるのか? 認知プロセスにおいて、環境刺激に対する原因推定の不確定さを「自由エネルギー」と捉えることができる。主体は、この自由エネルギーを信念(〜予測)を書き換えたり、特定の刺激に注意を向けたりすることによって最小化しようと試みる。この時の自由エネルギーの時間変化のパターン(一次微分と二次微分の組み合わせ)が「感情」である →続く2019/02/16

木麻黄

9
感情を理解するための最良の教科書と言っていいでしょう。ダマシオのソマティックマーカー仮説を難解に感じた私にとっては、当仮説を理解する上で、本当に大きな助けになりました。なるほど、こういうことか…。みたいな。考えてみれば不思議なもので、なぜ人間は他のほ乳類と違って、これほど豊かな感情を発達させ、感情に働きかけるコンテンツを次々と生み出していくのでしょうか。映画然り、小説然り。一言で言えば、感情を洗練させていく事は、生存に有利で、競争ツールとして必須だからなのではないでしょうか。数学的解析にも瞠目すべしです。2020/03/01

がりがり君

6
以前から再読しようとしてましたがこの度日経サイエンスさんの良記事(脳が「現実」を作り出す)に出会って、ここで述べられてることもあながち的外れじゃないのだなと思いようやく読めました。自閉症は客観的な内需要感覚と主観的な内需要感覚と差があり、この差はEQと負の相関があるそうです。また自閉症になる原因として胎内発生段階における橋の発達異常とGABAスイッチの不全を指摘しており中々説得力のある中身となっています。2021/09/18

5
人間が「感情」を経験する仕組みを考える本。熱力学における自由エネルギー原理が感情に寄与する理論は斬新だったが、目や鼻から得られる外部情報と自身の内臓の具合から得られる内部の情報から、脳がその原因を推測する過程が具体的に解説されており、機械的な仕組みで感情が生じているのが理解できる。情報を論理的に推論し正体を結論付けても、その正体が実は異なっていたならば、当初の予測との間に誤差が生じ、精神的なストレスが発生する。個々人の感性が異なるのも、触覚の精度がまちまちであるため。自閉症患者が感覚過敏であったり。2018/12/21

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