福祉+α<br> 福祉財政

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福祉+α
福祉財政

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  • サイズ B5判/ページ数 298p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784623083695
  • NDC分類 369.1
  • Cコード C3336

出版社内容情報

社会保障・福祉の財源・制度・政策の全体を把握し、諸外国との比較を通じて日本の現状への理解を深める。まず日本の福祉に関する財政制度、歴史、政策の特徴など基本事項を押えたうえで、雇用保険や生活保護など個別の社会保障政策について論じる。また欧米や北欧の主要5か国の福祉財政の国際比較から日本の現状について理解を深めることができる。福祉財政の全貌を捉える基本書。

はしがき


 第?部 全体像をつかむ
 
第1章 日本における福祉財政の特徴(池上岳彦)
 1 福祉レジーム論      
 2 日本における福祉財政の特徴
 3 「債務大国」の持続可能性
 4 福祉財政改革について

第2章 日本の福祉財政の歴史(村松 怜)
 1 社会保障制度の形成期      
 2 社会保障制度の拡充
 3 財政危機と社会保障関係費の抑制
 4 1990年代以降の社会保障制度改革

第3章 税と社会保険料(根岸睦人)
 1 租税と社会保険料の検討の必要性          
 2 租税についての考え方
 3 所得税の仕組みと論点
 4 法人税の仕組みと論点
 5 消費税の仕組みと論点
 6 社会保険料をめぐる論点

第4章 福祉を支える政府間財政関係(天羽正継)
 1 日本の政府間財政関係と福祉      
 2 地方交付税
 3 国庫支出金
 4 日本の地方財政と福祉
 

 第?部 福祉財政を掘り下げる

第5章 年金財政(高端正幸)
 1 年金財政の基本問題      
 2 日本における公的年金財政の展開
 3 2004年改革の年金財政フレーム
 4 機能する年金制度とその財政的条件

第6章 医療保障の財政(福田直人)
 1 日本の医療保障の機能と特徴      
 2 分立構造の形成と制度間財政調整の進展
 3 日本における公的医療保険の論点
 4 公的医療保険財政の展望

第7章 介護保障の財政(吉弘憲介)
 1 介護保険の成立        
 2 日本の介護保険制度の国際比較上の特徴
 3 介護保険制度の仕組みと財政
 4 介護保険制度の問題点
 5 今後の介護財政を巡って

第8章 児童福祉財政(高端正幸)
 1 家族・社会の変容と児童福祉      
 2 児童福祉財政のあゆみ
 3 児童福祉財政の現状
 4 最近の改革動向とその評価  
 5 児童福祉財政の今後

第9章 障害者の社会生活支援と財政(水上啓吾)
 1 障害者福祉サービスの供給者と基礎概念  
 2 障害者福祉の展開  
 3 障害者福祉制度の変遷と財政  
 4 財政再建下のノーマライゼーション

第10章 生活保護制度と財政(沼尾波子)
 1 公的扶助と生活保護制度          
 2 生活保護の現状と行財政運営
 3 生活保護制度の課題
 4 生活保護の「適正化」問題
 5 生活保護受給者の増大と自治体の運営体制
 6 新たな最低生活保障の模索

第11章 雇用保障の財政(谷 達彦)
 1 公的支出からみた日本の雇用政策 
 2 戦後日本の雇用政策の展開  
 3 雇用保険制度の現状と課題  
 4 求職者支援制度の現状と課題  
 5 公共職業訓練の現状と課題 
 6 地方自治体の雇用政策

 
 第?部 比較の視座を得る

各国比較 諸外国の福祉財政(佐藤 滋)
  
第12章 イギリスの福祉財政――最低生活費保障と社会的包摂のあいだ(佐藤 滋)
 1 戦後イギリス福祉財政の特質    
 2 新しい社会的リスクの出現と自由主義的福祉レジームの再編
 3 なぜ財政再建の時代が訪れたのか?

第13章 フランスの福祉財政――職域連帯から新たな連帯へ(小西杏奈)
 1 フランスの福祉財政の特徴  
 2 福祉財政の概要  
 3 社会保険  
 4 社会福祉  
 5 戦後社会保障財政の変遷

第14章 ドイツの福祉財政――社会保険を核とした財政構造と税による財源調達(嶋田崇治)
 1 ドイツ社会保障財政の特徴    
 2 社会保障制度の全体像
 3 社会保障制度における論点
  
第15章 スウェーデンの福祉財政――地方自治と普遍主義に基づく福祉財政の苦闘(古市将人)
 1 危機に耐えたスウェーデンの福祉財政  
 2 政府間事務配分と財源構造  
 3 スウェーデンの福祉財政の特徴と新たな展開  
 4 度重なる苦難に適応してきたスウェーデンの福祉財政

第16章 アメリカの福祉財政――残余的な社会保障、罰則的なワークフェア、『水没した国家』(茂住政一郎)
 1 アメリカの残余的な「社会保障」      
 2 罰則的なワークフェアとアメリカの「福祉」  
 3 抑制の対象へと変化していった福祉財政  
 4 租税支出とアメリカ福祉財政の機能不全


文献案内  
索  引

橘木 俊詔[タチバナキ トシアキ]
監修

宮本 太郎[ミヤモト タロウ]
監修

高端 正幸[タカハシ マサユキ]
編集

伊集 守直[イジュウ モリナオ]
編集

内容説明

本書では、歴史・制度・政策など福祉財政の基礎から、雇用・医療・生活保護など個別の社会保障政策まで幅広く論じられている。また、欧米の主要5か国の福祉財政についても紹介されており、国際比較を通じて日本の現状についての理解を深めることもできる。本書は福祉財政を網羅する基本書である。

目次

第1部 全体像をつかむ(日本における福祉財政の特徴;日本の福祉財政の歴史;税と社会保険料;福祉を支える政府間財政関係)
第2部 福祉財政を掘り下げる(年金財政;医療保障の財政;介護保障の財政;児童福祉財政;障害者の社会生活支援と財政;生活保護制度と財政;雇用保障の財政)
第3部 比較の視座を得る(各国比較諸外国の福祉財政;イギリスの福祉財政―最低生活費保障と社会的包摂のあいだ;フランスの福祉財政―職域連帯から新たな連帯へ;ドイツの福祉財政―社会保険を核とした財政構造と税による財源調達;スウェーデンの福祉財政―地方自治と普遍主義に基づく福祉財政の苦闘;アメリカの福祉財政―残余的な社会保障、罰則的なワークフェア、『水没した国家』)

著者等紹介

高端正幸[タカハシマサユキ]
1974年生まれ。2002年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。2013年博士(経済学、横浜国立大学)。現在、埼玉大学大学院人文社会科学研究科准教授

伊集守直[イジュウモリナオ]
1975年生まれ。2007年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。現在、横浜国立大学大学院国際社会科学研究院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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