セミナー・知を究める<br> 民主主義にとって政党とは何か―対立軸なき時代を考える

個数:

セミナー・知を究める
民主主義にとって政党とは何か―対立軸なき時代を考える

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月20日 05時03分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 233p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623083596
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0331

出版社内容情報

政党不要論のなかで政党は生き残れるか。歴史と理論の両面から、利益配分政治が終わった日本の政党政治の行方を問う。政党は本来、社会の部分を代表しつつ、公益を追求する役割も担う。その分かりづらさから、政党は常に批判されてきたが、今日疑念はさらに強まっている。政党はもはや民主主義に不要なのか。本書は、利益配分政治が終焉を迎えた現在の日本に焦点を合わせ、この問いを改めて考える。

序 章 民主主義と政党



第1章 政党政治の起源

 1 政党の存在意義

 2 政党の歴史的起源



第2章 政党政治の発展

 1 初期の政党政治

 2 二〇世紀型政党政治の確立

 3 政党政治と代議制民主主義の隘路



第3章 政党政治を理解するための視点

 1 政党政治の形成要因

 2 制度の効果



第4章 戦前日本の政党政治

 1 歴史的起源

 2 政党間競争の時代



第5章 戦後日本の政党政治

 1 戦後政党政治の制度的条件

 2 五五年体制

 3 利益配分政治の完成と行き詰まり



第6章 現代日本の政党政治

 1 制度的条件の変革

 2 政治改革の帰結



終 章 政党政治の再生は可能か

 1 政党政治の現状

 2 今後の政党政治



主要参考文献

あとがき

人名・事項索引

待鳥 聡史[マチドリ サトシ]
著・文・その他

内容説明

政党不要論のなかで政党は生き残れるか―歴史と理論の両面から利益配分政治が終わった日本の政党政治の行方を問う。

目次

序章 民主主義と政党
第1章 政党政治の起源
第2章 政党政治の発展
第3章 政党政治を理解するための視点
第4章 戦前日本の政党政治
第5章 戦後日本の政党政治
第6章 現代日本の政党政治
終章 政党政治の再生は可能か

著者等紹介

待鳥聡史[マチドリサトシ]
1971年生まれ。1996年京都大学大学院法学研究科博士後期課程退学。博士(法学)。京都大学大学院法学研究科教授。著書に『財政再建と民主主義』有斐閣、2003年(アメリカ学会清水博賞受賞)、『首相政治の制度分析』千倉書房、2012年(サントリー学芸賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヨシツネ

3
派閥が比例の最適解だったかもというのは面白い2018/09/28

Yuki_N

3
グローバル社会の中での政党の困難と政治改革後の日本政治における制度的な不整合性を現代日本政治のある種の行き詰まりの原因として描き出している2018/09/04

takao

1
ふむ2023/07/13

caesar 0215

1
政党の役割、さらに政治体制そのものについて考えさせられる一冊。政党不要論が飛び交う理由について、これまでの利益配分政治が行き詰まったから、という説明には納得できるものがある。また、世間一般的には良しとされる比例性の重視も、ちょっと立ち止まって考えてみる必要がありそうだ。日本の議院内閣制と学校で習う三権分立との違和感について、戦前の権力分散と米国の政治体制との奇妙な整合性が生み出したものとの説明には、目から鱗が落ちる思いだった。(446)2020/12/26

n_2_d_6_m_0_p_1

1
2020年5月10日現在のタイムリーな話をすると、公民の教科書等でよく目にする三権分立のピラミッドに「議院内閣制の説明としてはまことに不適切で、はっきりいえば間違いです」(P100)と、怒りを隠さない待鳥先生が見られます。セミナーの書籍化とはいえ、限りなく学術書寄りの本でここまで学者さんがブチ切れてるのは、それだけで貴重です。2020/05/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12905973
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。