出版社内容情報
公共政策の基礎をおさえたうえで、歴史や理念、そして政策の実施や評価などのプロセス、そして全体のデザインまでを学ぶテキスト。歴史と規範、実施や評価のプロセス。
政策をどうデザインするか1冊で学ぶ。
本書は、民主主義と公共政策を論じる。政策の歴史、民主主義と政策との関係、政策のプロセスなどを学び、政策のデザインのあり方や政策をめぐる価値の議論に踏み込む。最新の話題を取り入れながら、合理的な政策が求められる現代社会において、手つかずの問題に取り組むための方法を考える。初心者にもわかりやすい必読のテキスト。
はしがき
序 章 視 座――公共政策と現代社会
1 公共政策学の視座
2 政策を取り巻く環境の変化
3 本書のコンセプトと構成
第?部 いまなぜ公共政策か
第1章 政 策――政策の概念とその定義
1 公共政策学とは何か
2 政策の定義
3 3つの理念型
4 公共政策学の学問的構成
第2章 歴 史――公共政策の今日的位相
1 歴史的発展モデル
2 近代以前の国家
3 近代国家の成立
4 近代的合理化の試み
5 現代化とそれに伴う諸課題
第3章 市 民――政策の民主的制御
1 市民と政府と政策の関係
2 三層化する政府と市民
3 政府政策の過程と市民
4 市民の意思は政府政策を制御するか
第4章 自 治――市民政策の展開
1 社会の共有基盤としての公共政策
2 自治の政策主体としての市民
3 市民自治の政策基盤
4 自治・共和・公共――政策と熟議
第?部 政策過程とは何か
第5章 形 成――問題から解決策へ
1 アジェンダ設定
2 政策立案
3 政策と政治の交錯
第6章 決 定――合理性と制度
1 決定アジェンダと政策の窓モデル
2 決定とは何か
3 合理的な決定とインクリメンタリズム
4 アリソン・モデル
5 政策決定と政治家
第7章 実 施――行政活動とその変容
1 政策実施の視点
2 実施研究の拡張
3 行政改革と政策実施
4 トップダウンか,ボトムアップか
第8章 評 価――アカウンタビリティと改善
1 政策評価の概念
2 日本の政策評価
3 政策過程と政策評価
4 プログラムの概念
第?部 政策をどうデザインするか
第9章 問 題――調査と構造化
1 政策デザインとは何か
2 問題の性質
3 問題状況の調査
4 問題構造と定式化
第10章 手 段――政策のツールボックス
1 さまざまな手段
2 人々の行動を変える
3 サービスの提供
4 社会的解決の支援
5 どの手段を選択すべきか
第11章 文 脈――状況への配慮
1 コンテクストとは何か
2 政策手段にとってのコンテクスト
3 政策デザイナーにとってのコンテクスト
4 政策内容に関するコンテクスト
5 政策デザイナーの解釈枠組み
第12章 価 値――政策の規範
1 政策デザインにおける価値の重要性
2 公共的な価値
3 諸価値の衝突と調整
4 社会的な対話のために
[コラム]
1 政治政策の変化
2 行政機関と政策(1)――予算
3 行政機関と政策(2)――法律
4 18歳選挙権
5 参加型政策分析
6 常設型住民投票の意義
7 常設型住民投票の課題
8 憲法政策論
9 政策法務
10 政策論争とメディア
11 観光政策の形成
12 日銀の独立性と金融政策
13 ビッグデータとAI
14 藤田宙靖の「必要性論」と「効率性論」
15 センター試験と政策実施
16 自殺対策の評価
17 政策終了論
18 ブレグジットと政策規範
19 高等教育と政策論
20 ゲーミフィケーション
21 費用便益分析
22 非理想理論
23 児童虐待と政策の断片化
24 ケイパビリティ
25 デザイナーベイビー
人名・事項索引
石橋 章市朗[イシバシ ショウイチロウ]
著・文・その他
佐野 亘[サノ ワタル]
著・文・その他
土山 希美枝[ツチヤマ キミエ]
著・文・その他
南島 和久[ナジマ カズヒサ]
著・文・その他
内容説明
本書は、民主主義と公共政策を論じる。政策の歴史、民主主義と政策との関係、政策のプロセスなどを学び、政策のデザインのあり方や政策をめぐる価値の議論に踏み込む。最新の話題を取り入れながら、合理的な政策が求められる現代社会において、手つかずの問題に取り組むための方法を考える。初心者にもわかりやすい必読のテキスト。
目次
視座―公共政策と現代社会
第1部 いまなぜ公共政策か(政策―政策の概念とその定義;歴史―公共政策の今日的位相;市民―政策の民主的制御;自治―市民政策の展開)
第2部 政策過程とは何か(形成―問題から解決策へ;決定―合理性と制度;実施―行政活動とその変容;評価―アカウンタビリティと改善)
第3部 政策をどうデザインするか(問題―調査と構造化;手段―政策のツールボックス;文脈―状況への配慮;価値―政策の規範)
著者等紹介
石橋章市朗[イシバシショウイチロウ]
1973年生まれ。2003年関西大学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学。関西大学法学部教授
佐野亘[サノワタル]
1971年生まれ。1998年京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程単位取得退学。1999年京都大学博士(人間・環境学)。京都大学大学院人間・環境学研究科教授
土山希美枝[ツチヤマキミエ]
1971年生まれ。2000年法政大学大学院社会科学研究科政治学専攻博士後期課程修了。博士(政治学)(法政大学)。龍谷大学政策学部教授
南島和久[ナジマカズヒサ]
1972年生まれ。2006年法政大学大学院社会科学研究科政治学専攻博士後期課程修了。博士(政治学)(法政大学)。新潟大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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