出版社内容情報
ケアマネージャーが主催している事例研究会の運営手法と、そこで取り組まれた「実践の言語化」の作業をまとめた、現場職員に有益な書
はしがき
序 章 自分たちで研究会を立ち上げ運営する意義(空閑浩人)
1 「振り返り・気づき・発見の専門職」として
2 自らの実践や経験を言葉にすること
3 対人援助職における実践研究会の意義
第?部 研究会立ち上げの経緯と運営──地域包括支援センター主任ケアマネージャーである私たちの取り組み
第1章 なぜ、どのようにして立ち上げたのか(古川美佳・空閑浩人)
1 「共に意見交換する場づくり」からのスタート
2 最初の三年間の取り組み──2006?2008年度
3 主任ケアマネージャーだけで集まる意見交換会の開催へ
4 会の立ち上げから五年間を振り返って
5 現在に至る「経験年数五年以上のケアマネージャーの研究会」開催へ
6 私たちはこの研究会で何がやりたかったのか
第2章 どのようにして運営してきたのか(
「かかわり続ける」ケアマネージャーの会[カカワリツヅケルケアマネージャーノカイ]
編集
空閑 浩人[クガ ヒロト]
編集
内容説明
本書は、ケアマネージャーたちが自主的に立ち上げた事例研究会の運営が軌道に乗るまでの経緯と、この研究会で試みられた実践の言語化に向けた取り組みとその成果をまとめたものである。現場職員である主催者・参加者の両者が、共に、そして主体的に研究会を運営するための手法、事例研究を基に実践を言語化する過程を余す所なく網羅。効果的な研修が中々できないと悩んでいる現場指導者、自分の実践を客観視したい現場職員に有益な一冊。
目次
自分たちで研究会を立ち上げ運営する意義
第1部 研究会立ち上げの経緯と運営―地域包括支援センター主任ケアマネージャーである私たちの取り組み(なぜ、どのようにして立ち上げたのか;どのようにして運営してきたのか;なぜ継続して参加するのか―参加者の声から)
第2部 実践の言語化への取り組み(「かかわり続ける力」を育みたいという「思い」―「思い」を「力」にするための実践の言語化;ケアマネージャーを支える「四つの力」―「考える力」「あたる力」「まとまる力」「まもる力」;「四つの力」の獲得がもたらす社会福祉専門職の成長)
「かかわり続ける」こと「学び続ける」こと―心が折れそうなあなたへ贈る言葉
著者等紹介
空閑浩人[クガヒロト]
1964年福岡県生まれ。2000年同志社大学大学院文学研究科社会福祉学専攻博士後期課程満期退学。現在、同志社大学社会学部教授。社会福祉士。博士(社会福祉学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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