シリーズ・現代経済学<br> ドイツはEUを支配するのか―現代の“帝国”が進める欧州統一への道

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シリーズ・現代経済学
ドイツはEUを支配するのか―現代の“帝国”が進める欧州統一への道

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623083305
  • NDC分類 332.34
  • Cコード C3333

出版社内容情報

政治支配に深化する経済支配とは。近代化から冷戦、現代までの歴史を検証し、ドイツによる国家主権介入の過程を辿る。経済危機に陥ったEU加盟国に対し、ドイツは多額の救済資金を注入した。債務不履行による甚大な被害を避けるため、債務国はその要求を受け入れたが、ドイツの経済的支配の強化を招くことになる。EU参加国の経済健全化を図るという名目の下、間接的には財政主権という、ドイツの国家主権への介入が行われつつある。本書は、EUへの経済支配が政治支配に深化し、“帝国”として聳え立ちつつあるドイツの冷戦後の発展を検証する。

はじめに



序 章 現代における帝国とはなにか

 1 ネグリ・ハートのいう“帝国”

 2 経済連邦制とはなにか

 3 「規制帝国」としてのEU

 4 現代の「各人と各人の戦争」

 5 現代ドイツ“帝国”の成立



第1章 後発型産業革命とファシズム

 1 後発型産業革命と重化学工業

 2 世界大恐慌とファシズム経済

 3 戦争・戦後責任と過去の克服



第2章 冷戦体制と欧州統合の進展

 1 米ソ冷戦体制への移行

 2 ヨーロッパ統合の進展

 3 通貨統合の実現



第3章 戦後ドイツ経済とドイツ再統一

 1 戦後の西ドイツ経済

 2  社会的市場経済原理と経済運営

 3 東西ドイツの再統一

 4 脱原発と現代のドイツ経済



第4章 資産バブルの崩壊と債務危機

 1 日米欧の連鎖的バブル

 2 バブル崩壊と欧州債務危機

 3 ユーロと財政・金融危機



第5章 経済支配の政治「支配」への深化

 1 ヨーロッパのドイツと軍事

 2 ドイツのEU政治「支配」

 3 極右台頭とドイツ“帝国”の成立



索  引

相沢 幸悦[アイザワ コウエツ]
著・文・その他

内容説明

経済危機に陥ったEU加盟国に対し、ドイツは多額の救済資金を注入した。債務不履行による甚大な被害を避けるため、債務国はその要求を受け入れたが、ドイツの経済的支配の強化を招くことになる。EU参加国の経済健全化を図るという名目の下、間接的には財政主権という、ドイツの国家主権への介入が行われつつある。EUへの経済支配が政治支配に深化し、“帝国”として聳え立ちつつあるドイツの冷戦後の発展を検証する。

目次

序章 現代における帝国とはなにか
第1章 後発型産業革命とファシズム
第2章 冷戦体制と欧州統合の進展
第3章 戦後ドイツ経済とドイツ再統一
第4章 資産バブルの崩壊と債務危機
第5章 経済支配の政治「支配」への深化

著者等紹介

相沢幸悦[アイザワコウエツ]
1950年秋田県生まれ。1978年法政大学経済学部卒業。1986年慶應義塾大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。(財)日本証券経済研究所主任研究員、長崎大学・埼玉大学経済学部教授を経て、埼玉学園大学経済経営学部特任教授、川口短期大学ビジネス実務学科客員教授(経済学博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。