出版社内容情報
「公平中立」な新聞を目指し、様々な紙面改革を行うほか、航空事業や甲子園野球なども展開した「新聞王」の足跡を辿る。村山龍平(1850?1933)朝日新聞社社主・社長。
政論新聞とは一線を画した『朝日新聞』を創刊し、国民から広く支持される近代的な新聞へと発展させた村山龍平。「公平中立」な新聞を目指し、様々な紙面改革を行うほか、航空事業や甲子園野球なども展開した「新聞王」の足跡を辿る。
はしがき
第一章 有能な武士から商人へ
1 武士の子に生まれる
2 鮮やかな転身
龍平の横顔1 種取り議員
第二章 新しい新聞づくりに挑む
1 『朝日新聞』の創刊
2 全国紙を目指す
3 政府支援を狙う
龍平の横顔2 号外を号外で訂正
第三章 池辺三山時代の『朝日』
1 先進的な紙面改革
2 紙面を彩る文芸作品
龍平の横顔3 白蓮事件を報道せよ
第四章 白虹事件に動揺する『朝日』、そして龍平退陣
1 政府と右翼から攻撃される『朝日』
2 上野の急逝、復活した龍平と大震災
龍平の横顔4 数寄屋橋は風紀悪し
第五章 国民に愛されたアイデア商法
1 航空事業に乗り出す
2 甲子園野球を開催する
龍平の横顔5 自分のことは自分で
第六章 美術愛好家、茶人として
1 美術と茶道への関心
2 『國華』を支えた龍平
龍平の横顔6 節制あっての長寿
第七章 晩年の龍平
1 過去を振り返り、将来を見通す
2 終焉へ
龍平の横顔7 龍平流の家族主義
龍平の横顔8 故郷への感謝を忘れず
参考文献
あとがき――尊いリベラリズムの伝統
村山龍平年譜
資料 『朝日新聞』の発行部数推移
事項索引
人名索引
早房 長治[ハヤブサ ナガハル]
著・文・その他
内容説明
政論新聞とは一線を画した『朝日新聞』を創刊し、国民から広く支持される近代的な新聞へと発展させた村山龍平。「公平中立」な新聞を目指し、様々な紙面改革を行うほか、航空事業や甲子園野球なども展開した「新聞王」の足跡を辿る。
目次
第1章 有能な武士から商人へ
第2章 新しい新聞づくりに挑む
第3章 池辺三山時代の『朝日』
第4章 白虹事件に動揺する『朝日』、そして龍平退陣
第5章 国民に愛されたアイデア商法
第6章 美術愛好家、茶人として
第7章 晩年の龍平
著者等紹介
早房長治[ハヤブサナガハル]
1938年北海道生まれ。1961年東京大学教養学部卒業、朝日新聞社入社。経済部員、経済部次長、論説委員を経て、編集委員。1998年朝日新聞社定年退職。地球市民ジャーナリスト工房を設立し、代表に就任。平和と安全を考えるエコノミストの会(EPS)(米国ノーベル経済学賞受賞者などで構成する国連のNGO)日本支部理事長代行。1999~2004年朝日ニュースターキャスター。2007~17年政策研究大学院大学経営委員。2012年一般社団法人「挑戦するシニア」を設立し、代表理事に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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