科学論理の社会学―「ワラスの輪」というモデル

個数:

科学論理の社会学―「ワラスの輪」というモデル

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月11日 05時06分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784623082902
  • NDC分類 361
  • Cコード C3036

出版社内容情報

観察、一般化、理論、仮説の過程、そして機能的論理と演繹的論理との違いを論じつつ、科学としての社会学とは何かを探る。社会学において科学的であるということはいかなることか。観察、一般化、仮説の過程、そして言語的論理と数学的論理との違いを論じつつ、科学としての社会学とは何かを探る。理論と方法の循環モデルは、「ワラスの輪」と呼ばれ、互いに回転しながら科学的過程を構成することを示したものとして著名。本書は、社会科学である社会学の基礎の部分を論じた古典的名著として読み続けられている。(原書:Walter L. Wallace. 1971 The Logic of Science in Sociology. Chicago: Aldine Publishing Company.)

はしがき


第1章 序 文
   科学と三つの選択肢
   科学的過程における諸要因の概説
   デュルケームの『自殺論』にもとづく解説


第2章 観 察――測定・サンプルの要約化・母数の推定・経験的一般化
   観察
   測定
   サンプルの要約化
   母数の推定
   経験的一般化


第3章 経験的一般化――概念形成・命題形成・命題配列・理論
   経験的一般化と理論
   概念形成と命題形成
   命題配列と理論


第4章 理 論――論理的演繹・仮説・解釈・道具化・尺度化・サンプリング
   理論
   論理的演繹と仮説
   解釈
   道具化
   尺度化
   サンプリング


第5章 仮説検証――仮説を採択するか棄却するかという決定・論理的推論・理論
   仮説検証
   仮説を採択するか棄却するかという決定
   論理的推論と理論


第6章 理論の構造――説明的―予測的戦略・範囲・抽象性のレベル・簡潔性・言語
   理論の構造
   説明的―予測的戦略
   範囲
   抽象性のレベル
   簡潔性
   言語

第7章 結 論


参考文献
訳者解説
訳者あとがき
人名・事項索引

ウォルター・ワラス[Walter L. Wallace]
著・文・その他

渡辺 深[ワタナベ シン]
翻訳

内容説明

社会学において科学的であるということはいかなることか。観察、一般化、理論、仮説の過程、そして帰納的論理と演繹的論理との違いを論じつつ、科学としての社会学とは何かを探る。本書は、理論と方法の循環モデル「ワラスの輪」が、回転しながら科学的過程を構成することを示した古典的名著。

目次

第1章 序文
第2章 観察―測定・サンプルの要約化・母数の推定・経験的一般化
第3章 経験的一般化―概念形成・命題形成・命題配列・理論
第4章 理論―論理的演繹・仮説・解釈・道具化・尺度化・サンプリング
第5章 仮説検証―仮説を採択するか棄却するかという決定・論理的推論・理論
第6章 理論の構造―説明的‐予測的戦略・範囲・抽象性のレベル・簡潔性・言語
第7章 結論

著者等紹介

ワラス,ウォルター[ワラス,ウォルター] [Wallace,Walter L.]
1927年米国ワシントンD.C.生まれ。1954年コロンビア大学(学士)。1955年アトランタ大学(修士)。1963年シカゴ大学(社会学博士)。1971~2001年プリンストン大学教授。その後は名誉教授として活躍し、2015年逝去。専門領域は社会学理論、エスニシティ・人種・ナショナリティ

渡辺深[ワタナベシン]
1949年東京生まれ。1975年上智大学文学部卒業。1977年コロンビア大学大学院社会学専攻修士課程修了。1987年カリフォルニア大学ロスアンジェルス校大学院社会学専攻博士課程修了、社会学博士。上智大学総合人間科学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品