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出版社内容情報
本書では、10歳から「法の人」になるための「クラス運営」を提示し、それがなされずに起こった悲惨な二つの“事件”を検証する。子どもたちは10歳を過ぎると、自分たちで「グループ」を作り「グループの掟」を作る。教師の「見えないところ」で「違反者」を見付け、「裁く」ことを始める。「私設の裁き」である。こういう事態を招かないために、教師が、教室を「公の場」として成立させるためには何をするべきかを提案してゆく。
目次
序章 「法の人」とは
第1章 「いじめ」とは―「いたずら」や「ふざけ」との違い
第2章 10歳からの旅立ち―「法の人」となる
第3章 「先生の力」とは何か―「法の人」を育てる
第4章 「葬式ごっこ」―中野富士見中いじめ自殺事件を考える
第5章 「NEXT」―「佐世保小六女児同級生殺害事件」を考える
第6章 いじめへの対策―「二分の一成人式パスポート」
第7章 10歳からの「法」―「少年法」との関わりについて
第8章 学校と警察との関係はどう考えるのか―「連携」の本当の意味
第9章 いじめと少年法と警察と―「子どもの権利条約」
第10章 「いじめ論」―本を読む、深くふかく読む
終章 思想としてのいじめ
著者等紹介
村瀬学[ムラセマナブ]
同志社女子大学特任教授(生活科学部人間生活科)。1949年、京都府に生まれる。1968年、同志社香里高等学校卒業。1972年、同志社大学文学部卒業。1975年、交野市立心身障害児通園施設「あすなろ園」、のちの「こどもゆうゆうセンター」に勤務。1995年、同志社女子大学生活科学部人間生活科助教授(児童文化)。2000年、同志社女子大学生活科学部人間生活科教授。2015年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ジム
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- 野菜だより2014年11月号