内容説明
アフリカの自然のなかで、チンパンジーたちがくりひろげる行動パターンは、われわれの文化、コミュニケーション、言語、社会組織とは何かを教える新しい視点を提供しつづける。彼らは、もうヒトの影を背負っている!
目次
研究の黎明期
チンパンジーの心
ゴンベでの研究
紳士録
人口動態
コミュニケーション
特異な社会
個体関係
遊動のパターン
採食
狩猟
攻撃性
友好的行動
グルーミング
優劣関係
性行動
なわばり制
物体の操作
社会的意識
著者等紹介
グドール,ジェーン[グドール,ジェーン] [Goodall,Jane]
博士。京都賞受賞(1990年度)、コスモス国際賞受賞(2017年)。ジェーン・グドール・インスティテュート創設者。ゴンベ国立公園での長年にわたる野生チンパンジーの調査研究により、その行動、社会、生態を明らかにしたことで、人類進化理論に大きな影響を与え、行動科学領域の理論構築を果たした。自然保護にも努力を払い、高い評価を受けている
杉山幸丸[スギヤマユキマル]
1935年生れ。京都大学名誉教授・理学博士
松沢哲郎[マツザワテツロウ]
1950年生れ。京都大学高等研究院特別教授・理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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