出版社内容情報
本書では、教育とは何かを考えたうえで、コメニウス、ルソー、デューイ、イリイチ、フーコーらの教育思想をわかりやすく解説する。思想家の生きた時代背景や書物の新しい読み方まで楽しく学べる。さらには、不登校、いじめ、異文化間コミュニケーションなど、多様な問題をはらむ現代の教育と教育現場が抱える課題についても考察し、これからの教員養成のあり方まで探る。教職課程の大学生に必読の一冊。
目次
第1部 総論(教育の思想を読むこと/学ぶことの意味;教育の定義;教育のモデル論)
第2部 思想(家)編(愛郷の闘士 コメニウスの苦難と希望―近代教育の誕生(1)
世界市民的子どもへの眼差し ルソーからカントへ―近代教育の誕生(2)
ペスタロッチ、フレーベルの教育思想―近代教育学の展開(1)
デューイ教育哲学―近代教育学の展開(2)
近代教育批判としての脱学校論
監獄としての学校―「主体性の育成」を問い直す)
第3部 (教育)現実編(教育の現代的な課題―「いじめ・不登校問題」と教育実践;現代社会を生きる子どもたちの学力と人間関係;異文化間コミュニケーションと市民性育成教育;難しい現代社会・グローバルな時代において教師・大人であるということ;教育学・教員養成の新たな動向)
著者等紹介
山内清郎[ヤマウチセイロウ]
1972年生まれ。立命館大学文学部准教授
原清治[ハラキヨハル]
1960年生まれ。佛教大学副学長・教育学部教授
春日井敏之[カスガイトシユキ]
1953年生まれ。立命館大学大学院教職研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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てっき