福祉+α<br> 貧困

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  • サイズ B5判/ページ数 210p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784623081592
  • NDC分類 368.2
  • Cコード C3336

出版社内容情報

貧困問題に社会政策、社会福祉学、社会学、経済学などの研究分野から横断的に多様な方法論で接近し、貧困研究を体系的に提示グローバル経済の展開や技術革新の影響により、貧困が新しい様態をみせている。それにともない貧困研究も進化し、その把握もより緻密で、実証的になり、加えて貧困を多角的、動態的に捉えるようになってきた。
本書は、貧困問題を社会政策、社会福祉学、社会学、経済学などの研究分野から横断的に多様な方法論で接近し、貧困研究を体系的に提示する。


 第?部 貧困総論部
 
第1章 総論――本書の解題と概要(駒村康平)
 1 本書の目的:貧困問題を社会で共有する
 2 貧困をめぐる最近の動向
 3 本書の概要

第2章 貧困と生存権――近世から近代初期における社会意識と実践(冨江直子)
 1 憲法第二十五条以前の生存権
 2 伝統的共同体における生活保障
 3 近世の貧民救済
 4 近代における変容と抵抗
 5 近代への包摂
 6 「生存権」への想像力

第3章 貧困基準――概念上の「絶対」と測定上の「絶対・相対」(山田篤裕)
 1 最も利用される測定上の貧困基準:OECD貧困基準
 2 概念上の貧困基準
 3 測定上の貧困基準と貧困尺度
 4 貧困測定で明らかにされたこと・明らかにすべきこと

第4章 貧困研究の系譜(岩永理恵・岩田正美)
 1 貧困概念とその測定手法の探求
 2 貧困の「量」と「分布」の調査
 3 貧困基準とライフサイクルの解明
 4 エンゲル法則とエンゲル法則の逆転
 5 貧困は相対的?
 6 社会的排除、現代の貧困
 7 求められる貧困研究の深化

第5章 日本における貧困率の推計(渡辺久里子・四方理人)
 1 相対的貧困基準と生活保護基準
 2 日本の所得調査について
 3 貧困率の国際比較
 4 日本における貧困研究の課題


 第?部 貧困の原因と様態
 
第6章 単身世帯と貧困(藤森克彦)
 1 単身世帯の増加の実態と将来予測
 2 単身世帯の収入や資産状況
 3 勤労期における単身世帯の貧困の実態とその要因
 4 高齢期における単身世帯の貧困の実態とその要因
 5 単身世帯の社会的孤立
 6 単身世帯の貧困への対応策

第7章 母子世帯と貧困(田宮遊子)
 1 現代社会での貧困リスク
 2 母子世帯の状況
 3 日本の母子世帯の貧困
 4 多元的な貧困
 5 生活に困窮している母子世帯の特徴
 6 三世代同居と貧困
 7 母子世帯の貧困リスク

第8章 貧困の世代間連鎖(駒村康平・丸山 桂)
 1 貧困の世代間連鎖研究の様相
 2 貧困の世代間連鎖の国際比較
 3 貧困の世代間連鎖に関する研究
 4 日本における貧困の世代間連鎖に関する研究
 5 生活保護経験が与える影響に関する分析
 6 貧困の世代間連鎖に対する政策
 7 エビデンスに基づく政策の必要性

第9章 就労と貧困(村上雅俊)
 1 働いているのに貧困であること(ワーキングプア)と統計
 2 ワーキングプアの定義・推計をめぐって
 3 ワーキングプア問題に対する政策
 4 貧困と統計:日本における課題

第10章 障害者と貧困(百瀬優)
 1 障害者の貧困の見えにくさ
 2 障害者の所得の状況
 3 障害者の貧困率
 4 制度にかかわる統計からみる障害者の貧困
 5 障害者の貧困にかかわる今後の課題

第11章 介護と貧困(齋藤香里)
 1 貧困と高齢者介護
 2 貧困と要介護発生率
 3 貧困と要介護発生リスク
 4 貧困と介護サービス利用
 5 貧困と介護関連問題

第12章 過重債務と貧困――金融排除の視点からみた問題の諸相(野田博也)
 1 問題化した過重債務
 2 金融排除の視点
 3 過重債務と貧困
 4 過重債務と公的貸付事業
 5 金融排除を助長する政策の解明


 第?部 貧困への対応
 
第13章 住居と貧困(阪東美智子)
 1 貧困と住居の位置づけ
 2 居住権からみた住宅の条件
 3 住居の意味と役割
 4 住居と健康
 5 保障されるべき住居の水準
 6 「住宅困窮」の尺度
 7 住宅市場から排除される人々
 8 社会福祉施設の現状
 9 住宅セーフティネット

第14章 貧困と地方自治体の取組み(大山典宏)
 1 生活困窮者支援の新たな動き
 2 「よい支援(good practice)」とは何か
 3 生活困窮者支援における承認概念の価値


文献案内
索  引

橘木 俊詔[タチバナキ トシアキ]
監修

宮本 太郎[ミヤモト タロウ]
監修

駒村 康平[コマムラ コウヘイ]
編集

内容説明

グローバル経済の展開や技術革新の影響により、貧困が新しい様態をみせている。それにともない貧困研究も進化し、その把握もより緻密で、実証的になり、加えて貧困を多角的、動態的に捉えるようになってきた。本書は、貧困問題を社会政策、社会福祉学、社会学、経済学などの研究分野から横断的に多様な方法論で接近し、貧困研究を体系的に提示する。

目次

第1部 貧困総論部(総論―本書の解題と概要;貧困と生存権―近世から近代初期における社会意識と実践;貧困基準―概念上の「絶対」と測定上の「絶対・相対」;貧困研究の系譜;日本における貧困率の推計)
第2部 貧困の原因と様態(単身世帯と貧困;母子世帯と貧困;貧困の世代間連鎖;就労と貧困;障害者と貧困;介護と貧困;過重債務と貧困―金融排除の視点からみた問題の諸相)
第3部 貧困への対応(住居と貧困;貧困と地方自治体の取組み)

著者等紹介

駒村康平[コマムラコウヘイ]
1964年生まれ。1995年慶應義塾大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。国立社会保障・人口問題研究所、駿河台大学、東洋大学を経て、慶應義塾大学経済学部教授、ファイナンシャル・ジェロントロジー研究センター長、博士(経済学)。受賞:日本経済政策学会優秀論文賞、生活経済学会奨励賞、吉村賞、生活経済学会賞など。主な公職:2009‐2012年厚生労働省顧問。2010年‐社会保障審議会委員(生活保護基準部会会長、障害者部会会長、生活困窮者自立支援制度及び生活保護部会副部会長等)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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